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67.SACRIFICE ページ19

「長老の家。王の玉座といえば、RPGでいうスタート地点です。初っ端から刃物でグサーッなんてことは……」

そう言いながら、ドアを開けるアカツキくん。

「フー……フー……」

出てきたのは、太い包丁を持っている女の子。

なんというフラグ回収。

「う、わあああああッ!!」

あ、と思った時には、カイさんが女の子を押さえつけていた。

「その物騒なモン離しな、お嬢ちゃん」

ガシャン、と包丁を落とした。

それをザクロさんが拾う。

カイさんが女の子を離すと、ぺたんとしゃがんで、カイさんを見ながら、

「お、鬼……?」

なんて呟いた。

家に上がらせてもらい、中に入ると、長老らしき人がいた。

「わしは長老のキハチ。孫娘のキッカじゃ。この度はとんだ早とちりを……」

「いえいえ」

と、アカツキくんが言う。

そして、長老のキハチさんの話を聞くことにした。

キハチさんもキッカさんも耳が尖っていた。

祭りに来ていた人は人間の耳だった。

じゃあ、この二人は別の人間……?

「今宵、この村は鬼の襲来に怯えきっておる。ワシの可愛い孫娘もいつ(かどわ)かされるかしれん。『祭事の客は殺す気で応対せよ』、それがこの村の掟じゃ」

「なんつー掟作ってんだよ……」

と駆堂くんは風船をふくらませながら、言った。

「聞けば貴方がたは、鬼の蛮行を食い止めに来てくださったとか……」

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金平糖(プロフ) - すいかさん» アンヤくんいいですよね……!!不器用で可愛らしいですよね!カイさんにキュンとして貰えて嬉しいです!更新頑張りますね!!応援ありがとうございます!! (2019年9月21日 22時) (レス) id: df27c0b327 (このIDを非表示/違反報告)
すいか(プロフ) - 私は、カイさんと、アンヤが推しなんですが、カイさんがイケメンすぎて、キュン死しかけました笑更新、頑張ってください!応援してます! (2019年9月21日 20時) (レス) id: 2af2bdbcf5 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - すばるさん» コメントありがとうございます〜!私もカイさん推しですっ!お褒めの言葉嬉しいです!更新頑張りますね!! (2019年8月26日 17時) (レス) id: df27c0b327 (このIDを非表示/違反報告)
すばる(プロフ) - コメント失礼します!私カイ推しでして、めっちゃよかったです!更新頑張ってください (2019年8月26日 17時) (レス) id: 1ecdcc7cf7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金平糖 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)ナイナイ  
作成日時:2019年8月26日 11時

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