【殺戮の天使】絶対、護るから【アイザック・フォスター】2

５２決別-1 ページ4

NO side

レイ｢＿＿ザック｣

ザック｢………あ？｣

レイ｢起きた？｣

ザック｢…Aは？｣

レイ｢まだ起こしてない…｣

ザック｢ちっ…早く起こせよ｣

レイ｢うん。…A、起きて…｣

貴方｢ん……。レイちゃん…？｣

ムク、と起きて目を擦るA。

ザック｢…A。もう行けるか…？｣

貴方｢…うん。だいぶ楽になったよ｣

ザック｢なら行くぞ。お前のせいでムカつくもん見ちまった｣

貴方｢！……ごめん｣

ザック｢だから謝んな。めんどくせぇ｣

貴方｢…うん｣

「オォ…オォオ」

貴方｢……？なんの声…｣

「オ゛ォオ…オ゛ォォ゛」

「ア゛ァ」

「ア゛ァ゛ア゛ア゛ァ゛ア…」

牢獄に人がいた。

一生飼い殺しだ。

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