89floor B3-2 ページ42
レイ「………」
……時間が無い。
早くしなきゃ……。
カーソルを合わせてこのボタンで……。
……そうすれば、この部屋に入れる。
「ゔぁああ゛!!」
「あ゛ぁ…あ゛あ゛あ゛…!!!」
レイ「………」
……これで、通れる。
「あーっはっはっは!!!」
レイ「!!」
バッと振り向くと、あの女…キャシーがいた。
キャシー「__ひどい事するわねぇ。
__痛み、苦しみに嘆くものに対して『邪魔だ』なんて簡単に切り捨てて。
__なのに顔色一つ変えない!
__Aと出て、ザックに自分を殺してもらうためならどんな手段でも選ばないのね!
__本当に、あなたって罪深い女なのよ!レイチェル!
あーっはっはは!!!」
それだけ言い残して、女はスウッと消えてしまった。
レイ「……今のは……、でも、消えた……?」
……分からない。
……とにかく、早く行こう。
全部、撃ったから、もう……“邪魔”されないはず。
レイ「……あ、こんなのきにしてる場合じゃない」
……?
撃ったはずなのに……何も残ってない。
カチッ
次はなんだかすんなりとおせた。
……牢獄のスイッチはこれで押した。
ウィーン
レイ「!……今の音は……もしかしてエレベーター?」
あの人のところに行ってみよう。
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金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» マジか!!私も好き!死神くん声域凄いよね!憧れる! (2018年6月4日 7時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - 僕ね大好きなんだ!! (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - きゃぁぁぁぁまじでまじで?!? (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» 死神くんか!!知ってるよ!ちょっとしか見たことないけど!! (2018年6月3日 19時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - ザックの!声!の!死神さん! (2018年6月3日 17時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:金平糖 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)ナイナイ
作成日時:2017年4月3日 3時