【A3!】102号室の2人【102】 (ページ8)

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一成「ほんと、2人共世話がやける」ページ8

綴「三好さんが？(携帯受け取り)
…もしもし、電話代わりましたけど、どうしたんすか？」
一成『あ、つづるん！
つづるん、まっすーと喧嘩したんだってね！まっすー、ちゃんと謝った？』
綴「…なんでそんな事聞くんすか？」
真澄「…(綴に抱きついて)」
一成『ちょうどカントクちゃんと、まっすー素直じゃないし、ちゃんと謝れたかなって話してたんだよねん
だからちょっと気になっちゃって☆』
綴「ああ、なるほど…(真澄の方に視線向け)
大丈夫っすよ、ちゃんと謝ってもらったし、俺も謝ったんで
心配かけてすみません」
一成『そっか、ならよかった！
あれ？もしかしてつづるん、機嫌良さげ？
あ、俺とカントクちゃんはもうちょい外いるから安心してね！じゃね〜！(切る)』
綴「っな…、ちょっ、三好さん！
切られた…
ありがとな、真澄
スマホ返しとく(真澄の髪を軽く撫でた後スマホ渡し)」
真澄「…ん、一成、何言ってたの？(スマホ受け取り、離れて)」
綴「俺たちが無事に仲直りできたか心配してたんだってさ」
真澄「なにそれ、綴みたいにお節介(綴の手を見つめ)」
綴「誰がお節介だ
俺は真澄のために言ってるんだよ(手に注がれる視線に気付き、真澄の髪を撫で)」
真澄「…別に俺は頼んでない(撫で受けると気持ち良さげで)」
綴「はいはい
…じゃあ、チャーハン出来るまでの間、もうちょっと待ってられるよな(目線の高さ合わせ、掌で髪をぽんぽんとして)」
真澄「…子供扱い？
俺はアンタの弟じゃないんだけど(むっ)」
綴「！…完全に癖だな……(ハッ)
お前に愛想尽かされないように頑張るよ」
真澄「もし次、また弟扱いしたら、アンタが執筆中に何も食べさせないから」
綴「だーから、頑張るって言ってるだろ
…まぁ、執筆中に食わせてくれるのが真澄の善意だってのがわかってるけど」
真澄「…もし、俺に愛想尽かされたらどうする？」
綴「え、…うーん、今の段階でその予測は出来るだけしたくねぇけど…仮にそうなったら、すぐにってわけに行かないにしろ、どうにか気持ちを諦めるよう努力する、かな」
真澄「…ふーん
でも、そんな日は絶対来ないから、問題ない」
綴「どっから来るんだ、その自信
…けど、そうだな、俺もそんな日は来ないと思ってる
さてと、チャーハン完成させないとな(再び作り始め)」
真澄「もし、綴が俺に愛想尽かしても、伝え続けてやるから
カントクに伝え続けてたみたいに、いっぱい伝えてやる(綴の頬にキスした後ソファーへ戻り)」