【A3!】102号室の2人【102】 (ページ4)

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喧嘩して、相談してページ4

綴「！…〜お前なぁ、監督と三好さんが2人で居るのが気に食わないんだろ
それはわかるけどそこまで必死になる事かよ！」
真澄「！…必死になんかなってない！
カントクが好きだから、ムカついて何が悪いんだよ！！」
綴「っ、そうやって俺に当たるのが必死だって言ってるんだよ(自分の手をグッと握って)」
真澄「そ、んな事…！」
綴「そんなに監督のことが好きなら、もう勝手にしろ
俺は先に帰るからな(鞄と伝票を引っ掴んでレジへ行き)」
真澄「ぇ…は？
なん、だよそれ…ほんと、意味わかんない…！(勝手にしろと言う言葉が引っかかり)

！…お騒がせしてすみませんでした(少し経った後に喧嘩により周りがザワついている事に気付き、謝罪した後店を出て)」

ー街を歩いていてー

真澄((俺が、必死になってた…？
綴に当たった…？))
真澄「俺はどうしたらいいんだよ…」
一成「あれ？まっすーじゃん！
…って、1人？つづるんは？」
真澄「一成、カントク…？
丁度よかった、話あるから付き合え」
一成「まさかの命令形！
でもま、あとは夕飯の買い出しくらいだったしいいけどねん」
監督「そこのカフェに入らない？
その方が真澄くんも落ち着いて話せると思うの」
一成「ナイスカントクちゃん！
まっすーも、それでいい？」
真澄「ん、ありがとう」

ーカフェー

一成「さてと、飲み物も来た事だし、話してくれる？」
真澄「わかってる
実は＿(昼食をしに綴とファミレスへ行ったがその後喧嘩してしまい、その時に勝手にしろと言われて置いてかれた事を話して)」
監督「綴くんが…そっか
真澄くんはどう思ったの？綴くんに勝手にしろって言われて置いてかれて」
真澄「別に…
でも、ちょっとだけ、ここが痛かった(胸抑えつつ、悲しげな表情になり)」
一成・監督「！…(2人顔見合せ)」
一成「まっすー、それ恋じゃね？」
真澄「…は？」
一成「まっすーは自覚ないと思うけど、それってカントクちゃんじゃなくて、つづるんが好きって事だよ」
真澄「はぁ？！
そ、そんな訳ないだろ？！(顔真っ赤にして)
そ、それに、俺はカントクが…！」
監督「今までは確かに私だった
けどね、今の真澄くんは、綴くんの方が好きなんだと、私も思うな」
真澄「そんな事ない！」
監督「じゃあ、私が綴くんと同じ事しても同じ気持ちになるの？」
真澄「あ、当たり前だろ」
一成「でもつづるんの時より痛まないんじゃない？
それに、つづるんの事だから、きっと今頃反省してるんじゃない？」