【男主】無気力少年の受難。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ6)

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3話ページ6

「てことは...この人もプロのヒーロー...？」

こんな人がプロヒーローなのか？見たことないけど、、、。

｢担任の相澤消太だ。よろしくね。｣

担任？嘘...。そうなんだろうなぁとは思ってたけども。

｢早速だが体操服着てグラウンドに出ろ｣

そう言って体操服らしきものを寝袋から出す相澤先生。入学早々何させる気だ。

『めんどくさい...。』

これからの雄英生活を想像するとため息しか出ない。

｢大丈夫かい！？夜多くん！｣

俯いた顔を覗いてくる飯田くん。元気ですね。

『もう...更衣室に行くのもグラウンドに行くのもめんどくさい...やだ.....。』

めんどくさい事だらけだ。

｢そうか！でも頑張ろう！記念すべき入学初日だ！｣

『...無理.....。』

励ましてくれる飯田くんには悪いが無理なものは無理なのだ。個性を使って手に運んでもらいたいものだが...。そもそもここにはまだ負の感情が少なくて作れても3本程の弱っちいのしか作れない。

｢む、そうか...。本来ならばダメな事だが致し方ない！俺の背中に乗ってくれ！｣

『えっ。』

おんぶしてくれるの？嬉しい限りだ。

『...お言葉に甘えて。』

｢ああ！｣

このあと僕は地獄を見た。こんなに早いなんて聞いてないよ...。