【男主】無気力少年の受難。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ5)

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2話ページ5

『...まーじか。』

怒鳴り散らすトゲトゲ、説いているメガネ、赤面しているもじゃもじゃ、赤面の原因であろう女子

『いや...カオス過ぎない.....？』

しかもトゲトゲくんとメガネくんがいるじゃないか、最悪だ。グッバイ僕のお昼寝Life。

｢あっ、君！｣

ゲッ、メガネくんに話しかけられた。正直逃げたいのだが逃げるわけにも行かないので向き合う。

『...何。』

｢入試の時に同じフロアだっただろう！ぼ、、、俺は聡明中学校の飯田天哉だ！君は？｣

そう言って手を差し出してくるメガネくん、、、飯田くんか。

手を握って僕も自己紹介をしておく、好感度は大事だ。ゲームでもリアルでも。

『僕は夜多A、中学は...まぁド田舎のところだから多分言ってもわかんないと思う。程々な仲でよろしく。』

｢ふむ！心得ておこう！｣

そう言って頷く飯田くん。あっ、いい人かも。

『...あ、君は？』

振り向いてもじゃもじゃくんに話しかける。トゲトゲくんは、、、まだ勇気が足りない。

｢ぼ、僕は...｢お友達ごっこしたいなら他所へ行け。｣｣

えっ

｢ここは...ヒーロー科だぞ。｣ﾁﾞｭｯ！！

『えっ...。』

ゼリーってあんな音するんだ、、、と言うより誰だこのおっさん。みんなもシーンとしてしまっているじゃないか。静かでいい事だ。うんうん。

｢ハイ静かになるまで8秒かかりました。時間は有限君たちは合理性に欠くね｣

、、、もしかしてこの人時間に厳しい系の人か？なら僕の苦手なタイプだ。出来ればのんびりしたい派だからね。