【男主】無気力少年の受難。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ4)

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1話ページ4

『でっか、、、、。』

目の前にあるとてつもなく大きな扉を見上げて思わず言葉が零れる。

僕が立っているのはかの有名な雄英高校ヒーロー科、一年A組の教室前だ。

バリアフリーなのだろう。僕の身長の倍はありそうな扉に手をかける。

こんなにでかいのだから多少は開閉につっかえるのかと思ったがそこは流石雄英。スムーズに開けることが出来た。

、、、正直クラスメイトにはあんまり期待はしてなかったりする。

理由は入試の際に目立っていた2人、金髪トゲトゲくんとメガネの真面目くんがいる可能性があるからだ。

どちらも発言や態度から自信はあるようだった、、、最も、真面目くんとは同じフロアだったから時々見かけたがコツコツ着実に点をとっていくタイプだった。真面目らしい。

トゲトゲくんは隣の人に暴言を吐いていた辺り怖い。

どちらも僕の昼寝を邪魔しそうな感じだ。

個人的には最後に０ポイントをぶっ飛ばしたもじゃもじゃくんとご一緒したい。

あんな派手でハイリスクな個性の持ち主で入試でも注目を浴びていたんだ。僕を上手い具合に影にしてくれるだろう。

そんなことを思いながら教室に入ると目に飛び込んできたのは、、、。