ゲーム実況者のゆったりする毎日 【短編集】

暗い夜道 →キヨ ページ11

暗い道







誰もいない────






私は



家族と喧嘩した。




「あんたなんて出ていきなさい。」




なんでこんなにうまくいかないんだろう。



私はゲーム実況をしているけど



今から家に帰っても馬鹿らしいし。



私はみんなを笑顔にするために





ゲーム実況を撮っているの。




どうしてわからないの？





すると




「よう。Aじゃねーか。こんな暗いとこあぶねえぞ？」




空気の読めない男発見。




話なんかわからないこいつに。





私は通り過ぎようとはした。




「うわっ..」




くっそ、捕まった



手を掴まれた




「おいおい。返事くらいしろよな？なんかあったのかよ」




こいつは、優しいのか優しくないのかわからない



「うるさいキヨ。放っといて」





私は、手を振りほどいた。




「なんだよ。反抗期か？行く場ねーんだろ？俺ん家来いよ。」



なんでわかった？


こいつエスパーかよ！？




「ちょっ、なんでわかったの！？」



私は聞いた




「ん？俺、エスパーだし？それに」



「えっ！ちょ？え？////」



すぐそこの電柱に追いこまれ


壁ドン状態に






「お前、ほんと、鈍感よな？



好きだぜA」





この男は本当にわからない。



暗くて分からなかったが



笑っているような気がした。









「エスパーとか嘘だよね」


「お前の家族から電話きた」


「やっぱり」


「だから、俺が来てやった。心配したぞ」


「//////」


「やっぱ、嘘だわwww」


「´∀`)＝⊃)`Дﾟ);､;'.･ｸﾞﾎｫ」

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