君の事嫌いだ。第2章【我妻善逸】

・第51話 ページ9

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〜そして次の日〜









炭治郎「善逸もAも本当に無事でよかったよ！」









伊之助「さすが俺様の子分達だ！！」








あの出来事から1日。









今は屋上でお昼を食べている。









炭治郎達に昨日の事を全て話した。









善逸「でも本当…無事に終わってよかったね。」









『そうだね…。』








昨日の感覚は忘れられない。









本当に解放されたんだ…








伊之助「なんかお前らやつれたな！」









昨日帰宅したのは、夜の0時を回っていたから、









疲労がかなり残っている。









善逸「まぁね…。あ、橘さん。昨日の怪我大丈夫だった？」








『うん。酷く切られたわけじゃないし。跡にもなってないよ。』









善逸「そっか。よかったぁ。」









炭治郎「2人とも、仲良くなったみたいで本当に嬉しいよ！」









炭治郎がとても嬉しそうに言った。









仲良く……









『そうだね。今…こうやって炭治郎達とご飯が食べれるのも、我妻善逸のお陰だしね。』









善逸「そ、そんなことないよ！////」









『ううん。…ありがとう、我妻善逸。ﾆｺｯ』









善逸「っ！(あーもう可愛い！！/////)」









宇髄「Aー。」









宇髄が屋上にやって来た。









『宇髄…どしたの？』









宇髄「ちょっと話しあんだけど…」









宇髄が話……嫌な予感が…









『はぁ。…分かった。』








ｶﾞｼｯ








『…なに？』









立とうとした瞬間、我妻善逸が腕を掴んだ。









善逸「宇髄先生。俺たち今、ご飯食べてるんですよ。後にしてもらえません？」









宇髄「は？」








ｶﾞｼｯ









宇髄「行くぞA。」









宇髄も私の腕を掴みだした。









なんか…挟まれてる。









『…めんどくさい…。』









善逸「宇髄先生。手を離してください。」









宇髄「は？嫌だけど？お前が離せよ。」









『いや両方離せよ。』









私は無理矢理、2人の手を振りほどいた。









『とりあえず宇髄の話聞いてくる。』









善逸「…。」









宇髄「よし、ゆっくり話そうなぁ？A。」ﾆﾔｧ









善逸「まじで大人気ねぇあいつ…。…絶対奪い取る。」









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