・第73話 ページ32
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高橋「はぁ…はぁ…てめぇには関係ねぇだろーが、何しにきやがった…!」
佐野「風紀委員としてー、学校の風紀を正しに来たんだろーが。」
楽しんでいるようにしか見えない…と私は心の中でそう思った。
佐野「お前らー、俺が来て助かったろ?」
善逸「は、はい!!」
高橋「…クソがっ!!」
高橋が制服のポケットからナイフを取りだし、風紀委員先輩に襲いかかった。
『…先輩!危ない!』
風紀委員先輩は、すかさずナイフを避けた。
佐野「…いい加減にしろよ、高橋。後輩いじめんのがそんなに楽しいか。」
高橋「お、お前には関係ないだろ!!」
佐野「いいか、1度しか言わねぇからよく聞け。こいつらには二度と手ぇ出すんじゃねぇ。お前の勝手な逆恨みにこいつらを巻き込むな。お前の後始末ぐらいお前だけでやりやがれ。」
高橋「…チッ」
佐野「もう時期ここに警察が来る。厄介なのはお前もごめんだろ?進路に響くぞー?」
風紀委員先輩がそう言うと、高橋は部下たちを連れて、倉庫を去った。
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『…警察、来ないじゃないですか。』
佐野「嘘に決まってんだろ。警察なんか呼んだら俺の進路にまで影響出そうだし。」
『そういう事か…』
善逸「というか先輩。なんで先輩はここが分かったんですか?」
我妻善逸がそう聞くと不気味な笑みを浮かべてこう言った。
佐野「バイト帰りに我妻が変な車に乗ったの見たから面白しろそうだなって思ってつけてきた。」
つけてきたって…“絶対に結構前からスタンバイしてたな、この先輩”と私は思った。
“だったらもう少し早く助けに来いよ!”とも思った。
佐野「何か言いたそうだな?パーカー女。」
『いえ、別に。』
佐野「久しぶりに喧嘩したら腹減ったなぁ。我妻ー、なんか奢れ。」
善逸「え!?俺!?」
こうして私たちは、風紀委員先輩のおかげで全員無事に、家に帰ることが出来た。
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はるか(プロフ) - 絵宙(えそら)さん» コメントありがとうございます!!風紀委員好きと言ってくれる方が多くて嬉しいです!(≧∇≦)ありがとうございます!励みになります!更新遅くてすいません!早く更新できるように頑張ります! (2020年5月9日 7時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら) - 風記委員さんに惚れた恋敵が…!!うん、高橋?って奴ぶん殴ってきますわ←← 更新頑張ってください!!待ってます! (2020年4月14日 14時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - mustardさん» コメントありがとうございます!!!!ちょっと探してきます笑 (2020年3月25日 21時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
mustard(プロフ) - え…まてよ…風紀委員に惚れた←ちょ作者さん風紀委員さんの連絡先知りませんかね() (2020年3月19日 5時) (レス) id: e36ed0dc7b (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 夢世_yumese_さん» ありがとうございます!!励みになります!最近忙しくて更新遅くなりますが頑張ります!!!m(_ _)m (2020年3月6日 1時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉紅 x他1人 | 作成日時:2020年1月6日 20時