・第70話 ページ29
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炭治郎side
遡ること数時間前…
伊之助「おい!紋次郎!本当にここであってんだろうな!」
炭治郎「俺は炭治郎だ!間違いないよ、微かにだけどAの匂いがする。」
車のあとを必死に追いかけた俺たちは、
今はもう使われていない倉庫に辿り着いた。
伊之助「おい、紋次郎、ここだけ扉が開かねぇようになってやがるぞ!」
伊之助がそう言うと俺は扉の中を覗いた。
炭治郎「…!A!!」
その扉の中にはAがいた。
『炭治郎!伊之助!!』
炭治郎「大丈夫か、A!」
『炭治郎、お願い!急いで我妻善逸に連絡して!ここに来ちゃダメっだって!』
伊之助「まってろA!すぐにこんな扉壊してやるぜ!」
と、伊之助がドアに向かって体当たりしようとした。
炭治郎「ダメだ伊之助!大きな音を立てることになる!これをどかせば開くはずだから!」
俺は扉の前にあったものをどかして扉を開けた。
ガチャ
『炭治郎、早く!我妻善逸に!』
炭治郎「A!落ち着いて!一体何があったんだ!」
『分かんない!いきなり変な男たちが一緒についてこないと我妻善逸を殺すって言われて…私…どうしたらいいか分かんなくて。』
炭治郎「…。」
『炭治郎…?』
炭治郎「なんか善逸が聞いたら喜びそうだなって思って。」
『え…?』
伊之助「おい!紋次郎!なんか車が来たぞ!」
炭治郎「本当か伊之助!」
伊之助と一緒に外を見ると車の中から善逸が出てきた。
伊之助「紋逸いるじゃねぇか!!」
炭治郎「事務所のようなところに向かったな、俺たちもそっちに、、、あっ!A!!」
Aは俺たちが行く前に走って行ってしまった。
ガシッ!
炭治郎「待つんだA!」
俺は事務所の扉を開けようとしたAをすかさずとめた。
炭治郎「今は、落ち着くんだ。」ボソッ
『でも…』ボソッ
“高橋「久々の再会じゃん、風紀委員くん。もっと喜ぼうよー。」”
“善逸「Aはどこだって聞いてるんですよ。」”
『我妻…善逸…?』
扉の向こうから善逸の声が聞こえた…
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はるか(プロフ) - 絵宙(えそら)さん» コメントありがとうございます!!風紀委員好きと言ってくれる方が多くて嬉しいです!(≧∇≦)ありがとうございます!励みになります!更新遅くてすいません!早く更新できるように頑張ります! (2020年5月9日 7時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら) - 風記委員さんに惚れた恋敵が…!!うん、高橋?って奴ぶん殴ってきますわ←← 更新頑張ってください!!待ってます! (2020年4月14日 14時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - mustardさん» コメントありがとうございます!!!!ちょっと探してきます笑 (2020年3月25日 21時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
mustard(プロフ) - え…まてよ…風紀委員に惚れた←ちょ作者さん風紀委員さんの連絡先知りませんかね() (2020年3月19日 5時) (レス) id: e36ed0dc7b (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 夢世_yumese_さん» ありがとうございます!!励みになります!最近忙しくて更新遅くなりますが頑張ります!!!m(_ _)m (2020年3月6日 1時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉紅 x他1人 | 作成日時:2020年1月6日 20時