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第1章 事件の始まりはいつも甘い匂い。 ページ2
乃々華side
私の名前は神村 乃々華
有難いことに伊沢さんと付き合っている。
今学校で掃除をしているが周りはみんな会話に花を咲かせているが私にはそんな友達がいない。
「早く帰りたい。」
そう呟く。帰れば最近自宅勤務が多い伊沢さんが家で待っててくれている。
キンコーンカンコーン
呼び鈴がなりみんな喋りながらバックを持ち帰っていく。
私は足早に教室を出る。
下校しながらあることが頭の中に出てきた。
「なんで私には友達が出来ないんだろう。」
きっと私がブスで陰キャで馬鹿だから。
自然と涙が出た。
「伊沢さんはこんなに私と付き合ってくれてるの?」
きっと伊沢さんは優しいから付き合ってくれてる。
ザァーザァー
いつの間にか大粒の雨が降ってきていて
私の涙は涙なのか雨なのか分からなくなっていた。
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作者名:三上 亜恋 | 作成日時:2020年9月12日 23時