[歌い手さん]好きな人 (ページ5)

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4話ページ5

コンコン

やばい！誰だ！？
と、とりあえず泣き止まないと・・・

真冬「えっと・・・Aちゃん？真冬だけど・・・」

A「はいっ！いますよ！ちょっと待っててくださいねー・・」

若干涙声だけど多分気づかれない！・・・はず。

涙を拭き終わり
A「真冬さんどうぞ～・・」

真冬「失礼しまーす、で、なんで泣いてたの・・？」
心配そうに聞いてくれた。・・・・って、完璧にバレてる！！

A「え、えー！？泣いてなんかないですよっ！」

真冬「・・・・嘘つき。」

といって私の頬に触れ

真冬「涙の跡があるよ・・・？」

いやいやいやいや！近すぎる！！

A「ーーーっ！はい！泣いてましたよっ！？」
とりあえず真冬さんから距離を置き

真冬「・・・なんで泣いてたの？」

A「そ、それは...っ」

言えない！とてもホームシックで泣いてたとは言えない！！

A「ちょっと頭ぶつけちゃってて～・・・あはは」

真冬「ほんと？大丈夫？」

真冬さんは頭を撫でてくる。というか、スキンシップ激しくないか？
まあ、可愛いから許す！

A「はい！大丈夫ですよ！」

真冬「そっか・・・じゃあいいんだけど・・・」(にこっ

うん、やっぱ可愛いなー。

真冬「あ、ねえねえこのマイクってなにー？Aちゃんも何か歌ってるの？」

真冬さんは慣れてきたのか私の部屋をいじりだした。

A「え、あぁはい。ネットに自分の歌を投稿したりしてるんです・・」

真冬「えっ・・・？もしかして、歌い手？」

A「え、はい！そうですよ？」

そう言うと真冬さんの顔がパアアアッと明るくなった

真冬「僕もだよ！まふまふって名前で歌い手やってるんだ！Aちゃんは？」

・・・・・・
・・・・
・・
なんですと？
まふまふさんが真冬さん・・・・？

あの？あのまふまふさんなのですかっ！？

A「まふまふさん知ってます！てか、ファンです！私はリオンって名前でやってるんですけど・・・ご存知ですか？」

真冬「え・・・・？」

真冬さん、いやまふまふさんがぽかんと口を開けている

私なんかへんなこといっただろうか・・・

真冬「ま、マジでっ！？リオンなの！？知ってるも何も超有名じゃん！！」

なんか真冬さんのキャラが・・・

A「え、そうでもないと思いm 真冬「みんなに報告してくるねっ！」

報告されに行ってしまった。
真冬さんは興奮して頬を紅潮させていた。とてつもなく可愛かった。