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廉「じゃ。行ってくるわ」
A「うん！！ぜっったい勝ってね！！！」
海人「頑張れーー！！！」
廉が、リレーのために競技スペースに向かっていった。
A「…どうしよう、紫耀と廉どっちも応援したいのに…、！」
海人「ふふ、いいんじゃん？それで」
「赤組、白組のリレー選手、登場です！」
「「わーーーー！！」」
頑張れーー！！なんて声が、グラウンド中を飛び交う。
さすが、運動会の花形競技。
盛り上がりは今日1番だ。
えーっと、紫耀と廉はアンカーだから、1番最後に出てくるのかな…？
「「キャァァァァァ！！！！！！！！」」
A「うわ…っ！？」
急に聞こえた、女子だけの耳をつんざくような悲鳴に思わず耳を塞ぐ。
海人「A！見て！紫耀と廉！」
恐る恐る耳から手を離してグラウンドを見ると、ドヤ顔で手を振ったりしてる紫耀と廉。
A「な、なに？あの2人にこんな悲鳴！？」
海人「あは、さっすが学年一のイケメン2人は違うね〜」
…確かに、さすがとしか言えない。
…。
…紫耀と廉、特にいつも一緒にいる紫耀があれだけの女子に好かれてることに、ちょっとだけ妬きもち妬いたのは、秘密。
_________
海人「わぁぁぁ！！！めっっちゃいい勝負！！」
リレー、途中までは白組が圧倒的優勢かと思われたけど、アンカーの直前で赤組が驚異の追い上げを見せ、紫耀と廉にバトンが渡るのはまさかの全く同じタイミングになっていた。
A「うわぁ…」
あの2人、本気だ。遠くからでもその死に物狂いな表情が分かるくらいに。
実際2人は今までの選手なんて比べ物にならないくらい速くて、あのほっそい廉が紫耀と同じくらい速いことにもびっくりしたけど。
…2人とも、一歩も譲らない。
本当に、1ミリとして譲らない。
もう、あの2人、どんだけ…
A「…どんだけ、仲良いのよ」
爆発するような歓声も聞こえなくなるほどの、接戦。大接戦。
海人「あと4分の1周！！頼む…！！」
__________
廉「…ほんま呪い殺してやろか」
A「ひぃ…」
…怖いです。
さっきから、廉が一点を見つめてずっとぶつぶつ言ってる。
…結果は…
…ほんっとにちょっとの差で、紫耀が勝ちまして。
廉「やってさ？俺外側で走っててん。普通に不利やんそんなん。絶対俺の方がはやいやん」
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しおり(プロフ) - さらさん» んふふ、直してくださってありがとうございます。笑 (2020年10月2日 21時) (
レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - しおりさん» あ…！今回、はるかちゃんという名前で書かせて頂いていまして、つい…。ご指摘本当にありがとうございます！訂正しました、本当に助かりました。 (2020年10月2日 21時) (レス) id: 3d6ce7a014 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 43話の主人公ちゃんの名前を伸ばすところが、初期設定の「はーるーかー」になってしまっているのですが脳内で読み替える感じしょうか？ (2020年10月2日 16時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - やんやんさん» うわぁぁ嬉しいです(//∇//)これからも頑張ります！ (2020年10月1日 12時) (レス) id: 3d6ce7a014 (このIDを非表示/違反報告)
やんやん(プロフ) - きゅんきゅんしました！楽しみにしています一気に読んじゃいました！ (2020年10月1日 6時) (レス) id: 97979cb1f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2020年9月28日 0時
