1. yellow side ページ2
本気の恋なんて、一生することないと思っていた。
昔からそうだった。
好きな子が出来て、交際を始めたとしても
他の子に目移りしてしまい、どれも長続きしなかった。
仕方ないじゃないか、みんな魅力的なのだから。
カワイイ系の子と付き合えば、カッコイイ系が魅力的に見える。
グイグイ来る子に惹かれたと思えば、大人しい子を落としたくなる。
そんなこんなで、結局俺は
決まった相手を作らず、遊び歩く道を選んだ。
だから俺は、ちゃんと女の子に遊びの関係だと伝えているのに
相手が勝手に本気になって、一方的に怒りをぶつけることが何度かあった。
「私がいるのに、なんで浮気するの!」
「...はぁ。」
「どうしたん?機嫌悪いみたいやけど。
また女の子となんかしたん?」
オレンジ色の薄暗いライトに照らされる店内
流れている音楽は、どっかの国の洋楽
バーカウンターの後ろに並ぶ無数のワイン
店内では俺を含めた数人の客が、1人で酒を飲んでいる。
俺が1人で酒を飲みたい時は、ここを訪れることがほとんどだ。
ここは、俺の高校時代からの友人が経営するバー
その友人と言うのが、バーカウンターにおり、俺の前に立つ男
�陲舛磴鵑海枇霤朕鰺�
紫色のネクタイをして、グラスを磨きながら
人の良さそうな笑みを浮かべ、俺の話を聞こうとしてくれている。
高校時代からの友人ということは、俺の恋愛観も知っているわけで
俺がここを訪れる時は、大体女関係でなにかあった時と分かっているので
いつも話を聞いてくれる。
「またいつもの言われた。」
「浮気するの!...ってやつ?」
俺は手元にあったワインを飲みながら頷いた。
「淳太も懲りひんなぁ...ワンナイトにすればええやん。
連絡先交換しないで」
「ワンナイトで捕まえんのムズいんよ。
連絡先交換して、ある程度になってからやないと。
�陲舛磴鵑�1回やってみ?ムズさ分かるで」
「遠慮しとくわ、生憎俺は一途なんで。」
確か、�陲舛磴鵑砲蝋盥算�代から付き合ってる彼女がいたっけ。
「どうすれば上手くいくんやろ...」
「1人に絞ればええやん」
「それが上手くいかへんねんって」
「誰かを本気で好きになったことないん?」
「本気なぁ...」
もはや、何が本気で何が遊びか分からなくなってきた。
彼氏が浮気したから、と言って俺得遊ぶ女の子も多い。
そんな話を聞いていると、何が本気なのか分からなくなる。
2. yellow side→←Serious Love 黄×橙
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蘭芽(プロフ) - リクで黄(生徒会長)×橙(不良)で黄は王子様キャラだけど実はドSの万年思春期、脳内ドピンクで橙の前だけ本性を現す。大嫌いな黄に毎日告白、セクハラ等されタジタジな橙でお願いします。 (2018年5月5日 9時) (
レス) id: 34949edf8a (このIDを非表示/違反報告)
蘭芽(プロフ) - ありがとうございました！お互いに惹かれ合ってもすれ違っちゃう所が切なくてあと肩の蝶にキスが二人だけのものなのも良かったです！お忙しいとは思いますが自分のペースで頑張ってください。 (2018年3月23日 17時) (レス) id: 34949edf8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩藍 | 作成日時：2018年3月21日 14時
