2. Red side ページ3
先生の号令と共に、皆が一気に騒がしくなる。
「シゲ〜、今日の放課後空いてる?」
後ろの席から、聞き慣れた大好きな声が聞こえる。
「あ〜ごめん!今日バイトの日やわ...」
「あ、そっか。俺いつまでもシゲのバイトの日覚えられへんわ〜」
と笑う彼が愛おしい。
彼は神ちゃんこと神山 ○洋。
俺の高校に入ってからの1番の友達であり、好きな人。
まぁ、告白する気などさらさらないが。
そんなことをしたら、この関係が崩れてしまう。
崩れてしまうくらいだったら
将来、神ちゃんの結婚式に出席して、スピーチ読んで、
「おめでとう」
って言う方が余程幸せだ。
「いい加減覚えろや!んじゃ、そういうことやからじゃあな!」
「おん!また明日な!」
そんなことを考えてるとは露も知らない神ちゃんに別れを告げ、教室を出る。
電車に揺られ、毎日のように聞くアナウンスを聞き流しながら、目的の駅で降りる。
自宅ではなく、コンビニに直行する。
ウィーン
「いらっしゃいませ〜...ってなんやシゲか」
と笑う店員は、バイトの先輩の濱ちゃん。
「なんやってなんやねん!」
と笑いながら裏に入り、制服に着替える。
濱ちゃんと変わり、カウンターに入ろうとしたところだった。
〜♪
と、軽快なメロディが鳴り響く。
「携帯、電源切り忘れんなや!」
とつっこまれ、
「すんませーん!」
と笑いながら、未だ鳴り止まないスマホに手を伸ばす。
画面には
「母」
の一文字。
「...なんかあったんかな?」
母からの電話は珍しい。
余程のことがない限り、電話などかけてこない。
「...はい、もしもし...」
スマホから、聞きなれない焦ったおばちゃんの声が聞こえた。
そして
俺の頭は真っ白になった。
店内には、某有名アイドルグループの曲が流れ始めていた。
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夜桜?大西(プロフ) - 付け足しで、紫も橙の気持ちは知ってたけど、別れたくなくて、黄はずっと橙が好きで、mainは黄でお願いします。 (2018年1月13日 6時) (
レス) id: 27f38bbed9 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜?大西(プロフ) - リクエストです。リアル設定で、Chico with honeyWorksさんの「ユキドケ」でcpは年上3人で最初紫と橙が付き合っていたけど、実は橙は黄が好きで、最終的に付き合うと言った感じがいいです！紫×橙があるのですがいいでしょうか？ (2018年1月13日 6時) (レス) id: 27f38bbed9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - リクエストに答えていただきありがとうございました！！こんなに素敵な作品になるなんて感激です！！逆のCPのイメージなのに書いてくださりほんとにありがとうございました！続きも書いてほしいです！ (2018年1月11日 9時) (レス) id: 9340f54567 (このIDを非表示/違反報告)
蘭芽(プロフ) - 距離ができてしまう。同じ様に転生したメンバーにも記憶があり今までの事を伝えられ怒られる。それを聞いた黄は己を責め橙に振り向いてもらおうと決心、最後は橙も記憶を取り戻し結ばれるでお願いします。 (2018年1月11日 4時) (レス) id: 34949edf8a (このIDを非表示/違反報告)
蘭芽(プロフ) - リクです。黄×橙で転生パロでお願いします。何度も何度も転生しても黄には記憶がなく橙には記憶があって必ず二人は出会ってしまう。その度に橙は傷付く。また転生し橙は女の子で記憶はなく黄と出会う。橙と出会った黄は記憶を取り戻し果敢に話し掛けるもドン引きされ (2018年1月11日 4時) (レス) id: 34949edf8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩藍 | 作成日時：2017年12月29日 21時
