探偵学園Q (ページ9)

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色んな人達が切符を買うなか

キュ｢あ！メグあの路線図おぼえといて！｣

メグ｢？いいけど……｣

キュウがメグに頼み事をしていた

駅のホームのアナウンスが流れる

男が電車に乗ると受験生たちも乗ってく

メグ｢早く私たちも！｣

キュ｢待ってメグ！

北風台ってここから何駅？｣

メグ｢えっ…？確か 5つ目だけど｣

『じゃあそこから乗り換えは？』

メグ｢？ないわ終点よ｣

キュ｢ここで待とう…｣

メグ｢なっ！！何言ってんの！

あいつはこの電車に乗ったのよ！

ここで見失ったらあたしたち失格よ！？｣

キュ｢俺を信じて！めぐ！｣

ピルルルルル…

電車が発車しようとドアを閉めようとする

メグ｢電車が行っちゃう！｣

メグは電車に乗った

メグは真っ直ぐ見るキュウに戸惑う

メグ｢あーあやっちゃった…！

これであたしも脱落か…………｣

メグは電車に乗らずキュウを信じたのだ

『いや…？セーフだよ…メグ』

Aが少し横をむく

すると物陰から 3番の男が出てきた

メグ｢あ、あの男！！｣

金｢ビンゴだぜ！キュウ！

おめーに賭けた甲斐があった！｣

『あ、キンタ、そんなところに…』

にゅと壁からキンタもでてきた

メグ｢…どうしてあいつが電車に乗らないって…？｣

キュウとAは顔を見合わせ笑った

キュ｢メグとキンタのおかげだよ！｣

メグ｢え？｣

金｢アン？俺も？｣

『さっきの電車は急行だから

終点の北風台まで駅に止まらないし

もし5つ先の北風台に行くのなら120円で済むはず

でもあの男は 190円の切符を買っていたでしょ？』

キュ｢だからあの電車に乗るふりをして

本当は別の電車に乗るつもりだったんじゃないかなーって｣

メグ｢そっか…そういう事か…｣

金｢おうおう

………なーんか俺たち結構いいチームワークじゃん？

このテストこうやって力を合わせて

乗り切るってのもアリなのかもか｣

『人は一人では生きていけないように

協力し合うことでお互いの欠点を補えるもんね』