探偵学園Q (ページ8)

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そのまま犯人の男を追う

メグ｢これでさっきの借りは返したわよ！もう！｣

メグはキュウにそう言う

キュウは少し嬉しそうだ

大柄な男｢おうおう！

なーんかイイ調子じゃん！なぁ！えーと……｣

キュ｢俺は、キュウ！キミは？｣

大柄な男｢俺は遠山金太郎！キンタって呼んでくれ！｣

そう言った男はニカっと笑う

金｢……で、そっちの瞬間芸のかわい子ちゃんと

リボンのかわい子ちゃんは？｣

キュ｢あ！メグとAって言うんだよ！

ね？メグ！ A ！｣

メグ｢……勝手に変な人に紹介しないでくれる……？｣

『私は……神々廻 A よろしくキンタ』

金｢おう！よろしくな！A｣

メグ｢( Aちゃんって変な子……)｣

キュ｢それにしても……最初は30人くらいいた

受験生も10人くらいに減っちゃったね…！｣

メグ｢きっと学園側の誘導係がいて

ことあるごとにミスリードしてるのよ！｣

『(……あのこも残ってる……)』

Aの目線の先には

ニット帽を被り眼鏡をかけイヤホンをしながら

手持ちのパソコンをしている少年がいた

メグ｢Aちゃん……？｣

メグの声に現実に引き戻される

『ん？どうかした？』

メグとAが会話をしていると

男子2人は

キュ｢ほら！チラシをこうして筒にすると

遠くがよく見えんだぜ！知ってた？｣

金｢なるほど！おっ！パンツのレースまで……｣

メグ｢(パ……パンツ？)｣

『……いつか捕まるなよ……』

金｢捕まらねぇよ！たくっ……お！

下手人野郎が駅で切符を買うぜ！｣

Aの言葉に口を尖らせる2人

金｢えーと190円だな！｣

キュ｢ひぇー！よく見えるな〜キンタ！｣

金｢あったぼーよ！俺の視力は4.0！｣

『縄文人かよ……』

メグ｢犯人が動いたわよ！｣

そう言ってメグを先頭にして走り出す