探偵学園Q (ページ6)

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大柄な男｢こいつでな！」

彼が見せたのはサイコロだった

三郎｢さ、サイコロ……？！

まさかそんなんモンで犯人を……」

大柄な男｢おうよ！ちょうど6人いたからよ

ま！運命の神様がこの俺を探偵にさしてえなら

当たり目引かしてくれるだろうがよ！」

『？じゃあ犯人が6人以上いたらどうすんの？』

大柄な男｢その時は……そん時だ！」

メグ｢あっきれた！そんなモンで探偵なんかに！」

メグの言葉を遮ってアナウンスが流れる

内容は犯人だと思った容疑者を尾行し

その目的地が第二次試験会場になっているらしい

メグ｢今度は推理力に加えて行動力も試されるわけね!」

大柄な男「お〜〜〜し行動力ならお手のもんさ！｣

1番の女性が動き出し半分以上がついて行ってしまった

三郎｢お……おい！

半分以上が1について行っちまうぞ！｣

三郎丸が焦り出す

メグ｢あの1番はダミーよ！！

迷わずについて行った受験生は学園が用意した

サクラだわ！！！｣

三郎｢さ、さくら？｣

『6つの選択肢ならあてずっぽうでも１／６の確率で

通過できる━━━━━━━━━━

これはそれを一気に減らす心理的罠だよ

まぁ……集団心理で動くような奴らに探偵は務めらない』

どんどん会場の人間はついて行ってしまう

メグ｢(どんどん容疑者が出ていっちゃう！
焦ると考えがまとまらない……！)｣

キュ｢メグ！こっちだよ！！犯人は！｣

キュウが焦るメグに声をかける

メグ｢！ダメ、！！！｣

その言葉に驚くキュウ

Aはキュウの肩を叩き

『キュウくん私たちは探偵になりに来たんだ

人に頼っていては探偵になれないよ

それに答えは自分で見つけた方が楽しいじゃん』

メグはAの言葉に頷く

キュ｢わかったよ……じゃ……

ヒントを一つだけ！

写真に写っているものが答えとは限らない｣