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メグ｢なるほど……！そういう事ね！
事件現場というのは ともすれば 見逃してしまいそうな
平凡な光景であることが多い……
まして用意周到な犯人であればあるほど
現場に痕跡を残さず 去っていく……」
『 あの映像を何の変哲もないただの部屋だからと
無関心に見過ごすようでは 探偵を目指す資格は
ないってことだね』
メグ･キュ ｢｢！！」」
そしてそのまま アナウンスは流れ出す
今度は 争ったあとはなく 警察が撮った写真らしい
そしてそのまま 被害者の身元と
その時の現状の話をしているとキュウがなにかにきづく
キュ｢……なるほどね！つまり犯人は1度 現場を立ち去って
また証拠隠滅しに戻ってきたんだ！」
メグや三郎丸はハテナ顔だ
キュ｢だってそうだろ？
最初に写った被害者の撮った写真では
床に灰皿が落ちていたり 争ったような跡があったけど
警察の現場写真ではきっちり片付けられてたもん！」
メグ｢そ……そうだっけ？えーとえーと
瞬間記憶……瞬間記憶……」
『…！メグちゃん あなたも瞬間記憶能力者なの？』
メグ｢え……あ、うん！」
メグは頭の中で2枚の写真を比べていた
メグ｢ほ……本当だわ確かに……！」
『今まで出たヒントから推理すると犯人は
被害者を殺そうとして争いになり
被害者を刃物で刺したあと 動揺してしまい
死んだことを確認せず部屋を飛び出した
その後 気を取り直して 証拠隠滅のために部屋にもどった』
Aが口を挟むとキュウはAの顔を見て
にっこり笑った
キュ｢……そうつまり！
最初の写真は その間に何とか 犯人の正体を
知らせようとした被害者の……
"ダイイングメッセージ"だったことなんだ！」
メグ｢(やっぱりこいつ……油断出来ない奴！
Aちゃんも一体 何者？！』
キュ｢……いや！待てよ！」
メグ｢！！(ま……まだ何か！？)」
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作者名：山ン本 | 作成日時：2022年4月25日 2時
