耳が聞こえない少女はあの2人の幼馴染みパート2

36話 ページ4

研磨sid


次の日



音駒高校バレー部部室









山「はぁーーー！！！」


、、、うるさい


ク「うるせー山本。」


山「だってクロさん！研磨とAちゃんが！！」

　


海「そんなに驚く事じゃないだろ。」

夜「そうそう、二人が両思いだった、なんてみんな知ってたぞ。」


...え？



山「えぇ、ま、まじっすか？」



犬「？知ってましたよ？」

芝「俺もです。」

福「(コク)」←うなずく



リ「お、俺は知らなかったです...」

山「だよなだよな！」


さっきからこの話で部室はもちきり


いい加減やめてほしい



研「...みんなうるさい。」

山「なんだよ研磨、お前の話なんだぞ。」

研「別に、頼んでないし。」

山「ケッ、なんだよ...。」



夜「まぁまぁ、で？どーなんだよ研磨。」


...どーなんだよ？


研「どうって、、、昨日付き合ったばかりだし...何も。」



リ「えー、つまんないです。」


ク「そーだぞー、デートにでも誘ってやれよ。」

クロの1言で部室のあちこちから

「そーだぞ、そーだぞー」と聞こえてくる
　

研「それは、そうだけど...。」

口ごもっている俺に仏の手が差し伸べられた

海「まだそれ程焦る必要はないだろ。」


ク「...まぁ、そうだな。おっ、もう直ぐ部活の時間だぞー、はやくしろよ！」



全「うぃーす！」


またクロの1言で、みんなが一斉に慌ただしく動き出す
　



はぁ...




デートに誘えって言われても、俺ら二人共インドアだし...





まぁ、今度Aにどこか行きたい所がないか聞いてみよう






ク「おい研磨！はやくしろ、おいてくぞ。」





部活が始まる



研「...今行く。」




俺はタオルとサポーターをもって部室を後にした

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