6話 ページ7
カタカタとパソコンを打つ音が鳴り響く。
かなり広めの部屋に大きなデスクが2つ。
「素晴らしいですね！完璧です！」
『五月蝿い。手を動かせ。』
「今日も辛辣ですねえ。ああそうだ...Aさん先程席を外していた時、ネテロ会長から連絡が来ていましたよ。」
『そういえばもうハンター試験は終わった頃か。会長はなんと？』
「とくに肝心なことは言っていませんでしたねえ。前にもらった電話よりはくらい声をしていたみたいですよ？」
？
...ハンター試験で何かあったのだろうか。
『...もうハンター試験の結果報告は本部に届いている頃だろう。
すべて見せろ。』
「...んっんー♪貴方の頼みなら仕方ありませんね。」
『...気持ちが悪い、いいからはやく。』
「そうせかさないでください。」
パソコンを再起動してまたカタカタと画面をみるパリストン。
「はい、どうぞ。」
どうやら送られたみたいだ。
自分のパソコンにたった今送られたファイルを開く。
...最終試験でなにあったな。
『ネテロ会長が直接的に関わることではないみたいだが何あったらしいな。反則負けがあったようだ。』
「会長のことですからね？」
パリストンは横でニヤニヤと笑った。
『笑っている場合じゃない。
今はライセンスの説明が終わった頃か...。』
「会場までは間に合わないのでおとなしく待っていたほうがいいと思いますよAさん。
貴方がネテロ会長やほかのハンターの心配をするのもいいですけど、ね。」
『...あぁ。異常事態でもないようだし。』
...会長が関わることになるとつい焦りがでてしまう。
「では一休みしましょう！
近くのカフェで珈琲でもどうです？」
『誰がいくか。それに私は珈琲が苦手だ。』
「そうなんですか？いやあまた一つAさんのことが知れましたね！」
『調子にのるなよパリストン』
「...名前、久々に呼ばれた気がするなァ。
ま、カフェはまた今度。諦めますよ。」
『...だからといって食事も行かないからな』
「あれ、もしかしてボクの考えていることわかってました？」
『...』
取り敢えず、しつこい。
...ジンに言いつけてやろうそうしよう。
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駒田針 - フルバっぽいんですね。応援してます (2020年11月14日 20時) (
レス) id: b768d69f7e (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - 大好きです、、これからもよろしくお願い致します。 (2020年7月30日 16時) (レス) id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白いです。続き楽しみです。応援しています頑張ってください!!!!!!! (2020年5月25日 21時) (レス) id: 163dfec881 (このIDを非表示/違反報告)
りあ - すごく面白いです...！！更新待ってます！！ (2020年3月4日 22時) (レス) id: bb950de271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナイル/手裏剣 | 作成日時：2019年6月8日 13時
