【ナムドヒョン×同級生】３ ページ46
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「一緒に帰ろうよ？」
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そう言われ、ジヌが身につけたグレーのマフラーに目線を落とした
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いつまでも1人で教室に残っていても
ドヒョン君にはもう
チョコは渡せないわけで。
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今ここでジヌと一緒に帰れば
少しはこのモヤモヤも晴れることだろう
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だけど
今日ぐらいは
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ちょっとだけ、浸らせて欲しくて
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「私、まだ残る」
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窓の外に視線をずらして小さく笑った私に
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「そっか」
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と言ったジヌの声は、とても残念そうだった
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教室から出て行ったジヌに小さく手を振って
机に突っ伏した
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ジヌが私に、特別な好意を向けてる事ぐらい
少し前から分かっていて。
だけどそれに答えられない私は
彼をそれとなく引き離すといった
幼稚な答えしか頭には浮かんでこなくて
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もし、ドヒョン君に
私が、好きだと伝えたら
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______彼は、どんな顔をする？
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喜ぶ？それはないな
じゃあ悲しむ？
それとも困る？
それとも驚く？
もしかして馬鹿みたいにギャーギャー騒ぐか？
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永遠に答えのない考えをぐるぐると巡らす
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バレンタインなんて柄にもないイベントに参加しようとしたから
こんな訳の分からないやりきれない感情になってしまうんだ
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もう、帰るか
と、やっと帰る気になって立ち上がろうとした瞬間
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______ガラッッッ
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教室のドアが
何者かによって開かれたのだ
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ウソクをただ単に愛してる - ありがとうございます！ (2019年8月24日 17時) (
レス) id: 74393ec4e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - れいなさん» うわぁ〜〜ありがとうございますん((o(^∇^)o))スンウさんのピョンテりょぴです〜〜！ (2019年8月24日 15時) (レス) id: b43d9ca373 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - れあさん» コメントありがとうございます！とりあえずハンスンウ書きます！！( ^ω^ ) (2019年8月24日 15時) (レス) id: b43d9ca373 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - はじめまして! このお話大好きです!(≧▽≦) 私もスンウの少しピョンテ(いやだいぶ！！）なのがほしいです！! (2019年8月23日 19時) (レス) id: 62b79fb623 (このIDを非表示/違反報告)
れあ - とりあえずスンウ！ハンスンウ ください！！ (2019年8月20日 17時) (レス) id: 2f41a073d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2019年8月10日 9時
