Snow House Part② (ページ10)

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○橙(続き) ページ10

温泉から出ると、めめと照兄が瓶の牛乳飲んどった。

俺も飲もーっと♪

旅行中は、お酒禁止っていうルールはない。
でも、何故かみんな飲まへん。

向『なあなあ！みんなで旅行中お酒飲まへんって約束したん？』

目「ん？約束はしてないよ。ラウもいるし、みんな控えてんじゃない？」

岩「それに、二日酔いでホテル待機も嫌だろうし(笑)」

あー、なるほどな！！

確かに、二日酔いで楽しめんのは嫌やわ！

明日は、ラウールが楽しみにしとるサファリパークか。

向『朝食って何時からやっけ？出発は？』

目「朝って7時くらいじゃない？出発は分かんないけど。」

岩「昼前には出るよ。10時くらいには出たい。」

7時にご飯かー。
うーん、何時に起きよ？

向『6時くらいに起きれば間に合う？』

岩「うん、大丈夫。」

たぶん、照兄はもう少し早く起きるんやろな。

目「どっちか、俺を起こしてくんない？」

向『ええよ？』

岩「うん、わかった。」

部屋に戻って、3人でストレッチ。

目「ストレッチって、寝る前とかお風呂上がりにいいんですか？」

岩「そうそう。筋肉がリラックスするとかしないとか？(笑)」

体もリラックスするよな。

睡眠に入りやすくなるんかなあ？

向『阿部ちゃんにもやらせたいわ〜！』

目「それさあ、痛がってるの見たいだけでしょ(笑)」

向『めっちゃおもろいやん！』

岩「てかさ、インドアなのに、康二って意外と柔らかいんだな。」

目「元々なんじゃない？」

岩「エムタイ？ムエタイだっけ？やってたんだもんな。」

向『ムエタイや！(笑)』

目「んーー。そろそろ寝ます？」

向・岩「『眠くなってきた。』」

3人ともベッドに潜り、電気を消す。

おやすみ〜。と言い合って、夢の中へ。