Snow House Part② (ページ7)

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○黒ページ7

目『次、俺いっちゃっていいッスか？』

深「おっ！いいぞ！」

目『俺ね、高校の時に今の事務所からスカウト受けたんスよ。
んで、スタッフさんがめっちゃ優しくて、学校行事の時は、1週間くらい休みにしてくれて、準備から参加出来たんだよね。
中でも、楽しかったのは文化祭だなあ！
俺の高校、ミスコンとミスターこんがあったんだよ。各学年ごとにミスとミスターが選ばれるんスよ。
それで、3年の時にミスターに選ばれたの！！めっちゃ嬉しかった！！』

ラウ「めめの学校ミスコンとかミスターコンなんてあったの？！」

深「すげ〜。芸能人が通う学校って感じだな！！」

あれ？ほかの学校ないの？！俺の高校だけ？！

でもさ、学校行事参加出来たのは、スタッフさんのご厚意だよな。

目『今思えば、周りの人に恵まれたと思います。
同じ事務所の子でも、学校行事に参加出来なかった子もいるみたいですし。
おれのマネージャーさんが"高校生活は人生で1度しかないから、経験できるうちに経験しとけ。"って言ってくれて、スケジュールも調整してくれてたんですよね。』

事務所を説得するのは大変だったみたいだけど。

事務所からの理解もあったおかげで、学校行事楽しかったし、青春できた。

向「モデルさんにしては珍しな？」

まあ、そんな毎日毎日仕事が入ってたわけじゃないからね。

ラウ「ミスターコンに選ばれるって、めめ人気者でったんだね！！」

目『まあ、珍しかったしね。学校行事はほとんど参加してたし、補習受けて単位もらえてたから、留年してないし。』

向「留年してへんの？！もっと珍しない？！」

そうかな？
同じ事務所で、3年で卒業した子いるけどなあ。

目『俺の周りでは、珍しくないよ。』