Snow House Part② (ページ15)

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○青ページ15

プルルルルルル。プルルルルルル。

と大音量のモニコ。

なんだよ、こんな朝早くから。常識知らずかよ。

渡『朝から何。うっさい。』

☏岩「翔太？起きた〜？おはよう。」

渡『ん・・・。はよ。』

誰だよ、スマホの音量上げたやつ！！佐久間か？！

起こせとは言ったけど、雑すぎねーか？！

渡『おい、佐久間！勝手に音デカくしてんじゃねぇよ！』

佐「えっ？！なになに！！翔太落ち着いてー！！」

渡『勝手に人のスマホいじっただろ！！』

佐「なんの話？！俺じゃないから！！知らないってばー！！」

渡『とぼけんな。じゃあ、なんで逃げてんだよ！！』

佐「いやいや、それは翔太が急に怖い顔して追いかけてくるからじゃん！」

渡『お前が逃げるから追いかけてんだろ！』

朝からよく走り回れるねBy舘様

運動オンチのチビはすぐ捕まった。

佐「にゃー！！翔太離してよー！本当に俺じゃないんだってば！！何もしてないし、知らないってー！！」

渡『うるせ〜。他に誰がするんだよ！』

宮「2人とも何してんの？朝から元気だねー。」

バスローブ姿の涼太登場。

いや、まじでロイヤルだわ。

渡『こいつが、スマホの音デカくしたんだよ。』

涼太は、少し考えて、ニコッと笑い

宮「あー、それ。俺がやった(笑)」

とあっさり自白。

えっ？！舘さんなの？！

てっきり佐久間だと・・・。

宮「翔太、ごめんね？そろそろ朝食の時間だし、レストラン行こうよ。」

渡『うん。あとで謝らないと。』

疑っちゃったし。実際、佐久間はなにもしてなかったし。

10:00

みんなの準備ができて、予定通りの時間に出発。

渡『佐久間？朝は、追いかけ回してごめんな。』

佐「んにゃ？もう気にしなくていいよ！」

ラウ「ねぇねぇ佐久間くん！ぬいぐるみ何がいいと思う？」

佐「んー？ラウならキリンとかいいんじゃない？」

っていつもの調子で話してる。

佐久間がそういう性格で良かった。

ラウ「キリンか〜！可愛いよねー！」

岩「着いたぞ〜！みんなはぐれんなよ。」

意外と早く着いたね。

小動物系にエサやり体験中〜！

向「ほら、しょっぴー見て！カピバラさんやで！！かわいらしな！」

って康二に誘われて、カピバラに触ってみる。

うわっ！！毛がめちゃめちゃ硬い。

えっ？！フワフワしてねぇんだ！？

すげ〜！

渡『毛え硬！！なにこれ！！』

ラウ「ねぇねぇ、しょっぴー！あそこカンガルーいるよ！」