未来を潰された雪女の先は『4』【スウィーツ】

117話 ページ28

Aside




後になってから、来る....か



A「へえ、力使う時は気をつけるぞ」



祖母「だから感情に囚われてはいけないのよ」



A「キレ症だから気をつけるぞ」



祖母「なんてこった」



A「そういえば、ばあちゃんって私が小さいころに雪女の生まれ変わりって言ってたよな？」



そういえば小さい頃にばあちゃんから
私達の先祖を辿ると雪女の力を持ったやつがいて

私がその生まれ変わりとか...っていう話しを
聞いた事がある



祖母「ワシ達先祖を辿ると雪女がいたんじゃ、その力をそのまま受継いだ...生まれ変わりかもしれんと
言う話しか」



A「昔に聞いた事あるから、気になった」



祖母「そうだねぇ〜言い伝えだけど、本当かもしれんぞ」


A「へぇ〜」




やはり、雪女の生まれ変わりは本当なのか...
前世の記憶なんて私にはわからないけど


凄いものなのか？


人だってきっと前世とかあるのにな



祖母「ワシが見た感じ、その雪女の力を無駄遣いしてなさそうで安心じゃ」


A「無駄遣いと？」


祖母「ええ、貴方の力を使って犯罪もできたり。するんじゃよ」


A「まぁ、確かにな」


祖母「Aは氷で氷柱を作れるだろう？」


A「まあな、そりゃあ作れる」


祖母「まさか警察も凶器が氷なんて、予想もしないだろう...証拠が残らないもの」



たしかに、やった事ねぇけど
矢場中にいた時、チンピラ10人相手したとき
氷の棒作って武器にした事がある


それにナイフも作れる....



A「そんな物騒な事はやらねぇよ」


祖母「そうねAはそんな事しない子だものね、環境が悪いのに根はしっかり育ってくれたわね」




ばあちゃんは、ちょっとだけ目が潤んでいたのが
わかった




長い事そんな悲しい思いさせて、ごめんよ
ばあちゃん

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