71話 ページ12
Aside
私の机の上にあの二階堂が盗んだであろう私の教科書に酷い悪口と暴言が書かれた物が次々と置かれていく...
つる公、たくさん集めてくれたじゃん
塗りつぶされてて、字が読めねぇ
これで私の成績が落ちたら二階堂のせいにでも
しとこっと
A「え？なになに〜お前ら暗くなってんだよ」
名作「いや、だってこれは酷いから」
むすび「教育委員会にでも訴えますかね？」
ノキオ「いや、無理だろ権力社会は厳しいからなぁ
相手が二階堂財閥だし...無理だ」
もしかしたら...これでもまだ甘い方かもしれんな
下手したらトイレに閉じ込められるかも...
そしたら窓叩き割って脱出しよっと
A「とりあえず、暗い雰囲気はやめようぜ...」
つる公「だってパイセンが悲しい思いしてるのに明るくなんて...ｸﾞｽﾝ...できな...ﾋｯｸ」
A「あ、え？ちょっとつる公」
え、どうしよ...つる公が泣き出しちゃった
周りもこんな感じだし...うーん
てか、私はあんなくそデブに絶対負けないのに
A「ねぇ、つる公っ」
つる公「ん...ﾋｯｸ...」
A「隼人、ちょっとどいてね...」
私は隼人を膝の上から退かすと、その代わりに
つる公を膝の上に乗せる
ちょっとスウィーツが駄々をこねていたけど
ボルトが差し押さえてくれているため安心である
つる公「...パイセン」
A「なぁ、この話し教えてあげる...つる公は知ってるかな」
つる公「ん...なんスか」
私は口角を上げ、自分の口の前に人差し指を持ってきてニヒルな笑みを浮かべた
A「隣り街の矢場町って知ってるよね？」
つる公「...隣町だから知ってるっスよ」
A「私ね...矢場町を占めてた時あったんだよな」
私はつる公の頭を撫でると、耳元で小声で呟いた
するとつる公は一瞬動きが泊まった
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かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月16日 6時) (
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作者名：輝夜 | 作者ホームページ：https://Twitter.com/oekakiakau
作成日時：2019年8月16日 0時
