マッシュの姉ちゃんは皆に愛されるようで『2』【マッシュル】

69話「今日も愛されるって(過去編・レイン)」」 ページ19

〜レイン目線〜




マスターケインに選ばれたとう女子が編入生として入ってきた
彼女はA・バーンデッドという女







俺はどちらかというと、クラスに馴染んでいないと思う。








｢Aちゃん！みてみて！可愛い！」





｢ミスコン見たよ！めちゃくちゃ可愛かった｣





｢好きな人いるんだけど！恋愛相談して！」





彼女の周りにはいつも人が大勢いる。いわゆるクラスの中心的存在だった




その明るい性格と、彼女の持つ美の自信と







なにより







『レインくんって君だよね？私A・バーンデッドよ。よろしくね！同じクラスだから仲良くしようね』







その差し伸べる手が人を寄せ付けるのだろうな










俺は目つきが悪くて友達もマックスしか居ない
女で好んで俺に話しかける奴なんてそう居ないだろう・・・












Aも初めだけだな・・・









『レインくん！クッキー作った！食べて』





『レインくん！新しいワンピース！可愛いでしょ！』





『レインくん！勉強分からないわ！』






いつも俺の隣に来ては話かけるA。日課になってきた




二年生になると、俺はとうとう努力が結ばれ神覚者になった
神覚者になると他の学生から更に話しかけられなくなった







また孤立した・・・






だがAだけは違った





Aも俺が神覚者に選ばれた時も努力を続けて。見た目も体も色んな所が成長して女としての魅力が芽生えてきた






また一層綺麗になっている






レイン「また髪の毛伸びたな」





胸の辺りまで髪の毛が伸びたA。この髪の毛をハーフアップにしている事が多い





レイン「可愛いな」ボソ







『何か言ったかしら？』









魔法使いとしての対人練習でも







レイン「パルチザン！」





『レッグス魔法！アクロバットローリン！！』







それ魔法じゃねぇぞ、ただの回し蹴りじゃないか？俺のパルチザンを全て蹴り飛ばし誇らしげに喜ぶ彼女




人間業じゃねぇ




95%出しているのに全て防がれた





『レインのおかげで私も強くなったかも、今じゃ負けを知らないわ』



レイン「元々強いだろAはそろそろ魔法を使え」





『いいのよ！私は生身で戦う事がポリシーなのよ”空手家”なんだから』











お互いに高め合う関係だった
いわゆる”戦友”

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