鬼の祖先【忍たま乱太郎】【鬼滅の刃】

13話「鬼王」 ページ13

仙蔵side


三郎次「A頼む、ここどうやって解くんだっけ？」


久作「一年の他の奴らには言うなよ、こっそり教えてくれ」


A「….」ｺｸﾘ


左近「よかった〜」



あれからしばらくして、どうしてもAの事を目で追ってしまう

男の格好でいるAは演技

人喰い鬼であり、色気に満ちて妖艶で大人っぽいのが本当のAである



文次郎「へぇ〜立花クンにはそんな趣味があったとはね」


仙蔵「は？」ｷﾞｸﾞｯ


伊作「応援するよ、相手はA？」


小平太「あいつって女だよな？草食だし、大人しいし、笑み可愛気かあるし」


仙蔵「はぁ….バカが」



確かにそうなのかもな、お前達はなにも知らないだろうがAは女性だ

それにものすごく美人ときた


人目見ればお前達も惚れるだろう




ﾄﾄﾄﾄﾄ……ﾋﾟｼｬﾝ！！！！



八左ヱ門「た、大変です」


文次郎「部屋に入る時くらいノックしろ」


八左ヱ門「そんな場合じゃありません！！！」


夜中に部屋で雑談をしていると八左ヱ門が慌てて入って来た


彼の表情は慌ただしく、呼吸がみだれている


勘右衛門「化け物….」ボソッ


仙蔵「おい！！なんだ！！はっきり言え！！」



三郎「化け物が忍術学園を襲ってきました！」




脳裏に焼き付いたのは、不覚にもAが鬼化した姿だった…

でもまさかな、今鬼化して暴れるならとっくに暴れている




とにかく、近づかないように距離を取り様子を伺う




？？？「おい、ここに”百鬼姫”はおるか」


藤内「知りません….痛っ！！」


？？？「知らないだと？」


三之助「ひっ！化け物」




パーマのかかった黒毛の男性、変わった着物を着ている、目が赤く爪が長い


周りにいるのは明らかに鬼



忍術学園はどうやら襲撃されたみたいだ

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