226話「街へ出張修理」 ページ26
留三郎side
留三郎「本当にありがとうな!よく着いていてくれたな?Aだって火薬委員会の仕事あるのに」
A「火薬委員会は火薬の数を確認するのが仕事だから、そんなに忙しくないわよ?」
俺とAの間に平太を挟み横一列になって道を歩いていく
平太というと、動物の鳴き声にビビりAの手を握っている
そんなAも平太の手を優しく握り返すので、平太のお母さんのように見える
A「平太?出張修理の家もうすぐだから、メソメソしちゃだめよ?」
平太「はい」
A「ほら、こっちおいで」
平太「A先輩」
ギュッ
Aは平太の頭を撫でると、手巾で涙を拭うと優しく抱きしめる
留三郎「あの家だぞ」
A「長かったわね、早朝から歩いてもう10時頃ね、平太は大丈夫?」
平太「はい」
長時間歩いてやっと着いた家は、敷地が大きく
山に囲まれているような家だった
木々が生い茂っていて、自然を感じる
農家をやるのに、とてもいいところに家がある
環境に適している
冨岡「Aか?」
すると、後方から聞き覚えのある声がした
半々羽織の元鬼殺隊水柱、冨岡義勇さん
この人はAに恋している人の一人だから警戒しなくてはな
平太「ひひぃ!後ろから話しかけないで下さいよ」
A「冨岡!?平太大丈夫よ、この人怖くないから。いつも部屋の隅にいるような人だから」
冨岡「心外!」
留三郎「え?何故元鬼殺隊水柱さんが?」
冨岡「なんで?それはここが”炭治郎”の家だから、ちょっと顔を出そうと思って」
冨岡義勇さんは炭治郎の家をたまたま通りかかったらしく、寄る事を決意したらちょうどAと遭遇
勘だが、冨岡さんからはAに対する好意を感じる
冨岡「隣にいるのは、友達か?」
A「!?」
留三郎「違いますよ、恋仲の食満留三郎です」
冨岡「......そうか(俺は何も知らんぞ)」
ほんの一瞬、冨岡義勇さんの目付きが変わり
今にも鬼を殺りそうなくらい鋭い目付きに変わった
冨岡「ところで、陽一郎はどうした?」
A「陽一郎は勉強の補習よ、陽一郎ってばね。留三郎より勉強が出来なくて
今、忍術学園で先生と一体一ね」
冨岡「そうか」
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輝夜(プロフ) - М葉さん» とてもうれしいです!毎度毎度!!M葉さんには本当にお世話になってますし(^^) (2021年1月8日 5時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
М葉(プロフ) - 明けましておめでとうございます〜!!新年早々楽しませていただいてます!輝夜さんの作品を楽しみにしてる方は沢山いますし、私もその中の一人です!(私ばかりですみません;;) (2021年1月2日 0時) (レス) id: fe59eeca2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:輝夜 | 作成日時:2020年12月23日 13時