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138話「上級鬼の乱闘」 ページ38

伊作side


目の前にいるのは完全な鬼、瞳孔は猫のように
縦になりきっており、体全体に浮き出る血管

極めつけには、人間では有り得ない鋭い牙


陽一郎「ウッ.....ウガァッ」


まだ、鬼になりたてで理性がない


陽一郎「ウガァッ!...パクッ」


やはり、自分の手足を食べている....鬼の理性なのか
食事中に一切こちらには手出しをしない


仙蔵「陽一郎?」


文次郎「止めろ、無駄に口出しすんなバカタレ!」


陽一郎は自分の切断した足を喰らう、勢いよく
貪りつく陽一郎の姿は”鬼”そのものだった


陽一郎「っ!」


口周りにたくさんの血を付け、瞳孔が開いた
眼球を六年生へと向ける

そう、陽一郎には既に”理性”を無くしていた


陽一郎「ウガァッ!!!」


文次郎「陽一郎っ!大人しくしろ」


小平太「文次郎!!大丈夫か」


文次郎「お前達も陽一郎を抑えろ!でなけれは
ここにいる全員が死ぬぞ」


伊作「うん!」


長次「わかった」


仙蔵「五年生も加勢しろ!」


雷蔵「わかりました!」


八左ヱ門「陽一郎!しっかりしろ!」


兵助「気をたしかに!」


Aの予備の日輪刀を仙蔵が持ち構える
その他五年生と六年生は一斉に陽一郎を止めに入る

さすがは鬼、こんな大人数でもびくともしない


陽一郎「ウガァッ!!」


八左ヱ門「うわっ〜」


兵助「イテテ.....強い」


仙蔵「クッ....」


文次郎「打つ手はないのか!」


留三郎「陽一郎!!いいのか?このまま鬼になってしまって、人を襲えば後戻りできないぞ」


陽一郎「ウグッ......ウガァッ!!」


留三郎「聞く耳を持たないようだな、ならいいのか?お前の”姉”の気持ちはどうなる?」


陽一郎「ウッ.....?」


伊作「陽一郎がここにいる人達を殺すのをきっと見たくないだろうし、陽一郎なら鬼の血を除ける事ができると信頼してるだろうし」


小平太「陽一郎!負けるな!!」


すると、陽一郎は留三郎に遅いかかる。勢いで後ろに倒れる陽一郎は爪を突き立て、鋭い牙で留三郎を襲う

留三郎は鉄双節棍で陽一郎の牙を抑える


長次「留三郎」


陽一郎「ウガァッ!!!!」


留三郎「っ!体がでデカくなってやがる」


文次郎「そんな!!」


陽一郎の体の大きさは、六年生をも越す
大きさへと変化した

顔立ちも、18歳くらいの年齢の顔立ちへと変化した



すると、風が「バサァ」と吹く

139話「上級鬼の乱闘」→←137話「上級鬼の乱闘」



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設定タグ:鬼滅の刃 , 忍たま乱太郎 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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輝夜(プロフ) - さきさん» ありがとうございます!更新頑張りますね!! (2020年10月24日 17時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
さき - 100話おめでとうございます!!!これからも無理せずに更新してください。楽しみに待ってます (2020年10月23日 13時) (レス) id: 3eca238109 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:輝夜 | 作成日時:2020年10月23日 1時

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