135話「上級鬼の乱闘」 ページ35
陽一郎side
夜叉「お姉ちゃんの方、俺の分身の俺で時間を稼いだからねぇ〜そのくらい時間があれば陽一郎くんぐらい簡単に殺せるんだよ?
要するに君を確保するための、ほんのちょっと時間稼ぎかな?Aちゃん強いからねぇ俺の分身じゃ
瞬殺だよ〜
まあ、元はといえば”男”の君が女に守られてるのが
よく理解できないんだけどね
初めの方は分身だったから。君は俺の頸を切り落としてたら立場逆転で君達鬼殺隊の勝利だったね」
そうだ、俺はいつも姉上に守られて。今回なんて
一番の恥だよ
鬼殺隊でありながら、こんな負け方するなんて
俺が弱いから....俺が姉上と同じタイミングで
こいつの頸を斬っていれば、勝てた....
姉上がいなくたって鬼に太刀打ちできない
例え相手がいくら強くたって....
しかも。姉上は元々遠出をしていて、ここに来るのにもかなり時間がかかるし
ましてや、姉上が夜叉の分身と遭遇して
頸を切り落として。人質で尾浜先輩と鉢屋先輩が
囚われて。その二人が怪我をしていた場合、治療も
しなければ命に関わるかもしれない
そして下山をするまで、短時間で終わらせるのは
鬼殺隊の隊長とでも無理難題、無茶ぶりもいい所だ
姉上、すみません....出来の悪い弟で。俺はどうやら
貴方みたいには強くないみたいです
夜叉「っ!クソガキ!!!何をするんだよ」
陽一郎「っ!!」
でも鬼殺隊なら自分の命が無くなりかけても鬼と戦わなくてはならない
俺は夜叉に日輪刀を向け頸を切ろうと
最後の力を振り絞り刀を振るう
ドサァ!!
陽一郎「ウッ、ゲホッゲホッ...ゲホッゲホッ.....」
夜叉「しつこいなぁ、君本当に負けず嫌いだねぇ〜まあトドメ刺したし動けないよねぇ?だからこれを受け入れてもらうよ」
陽一郎「ゴボッ....ゴホッゴボッゴボッ」
夜叉は懐から大量の血液のはいった瓶を取り出す
それは”鬼舞辻無惨”の血液だという事がわかるのに
時間はかからなかった
仙蔵「陽一郎!逃げろ!!!」
文次郎「くそっ!陽一郎!」
小平太「加勢をしたいが」
長次「鬼殺隊の特殊な刀以外は鬼には効かないぞ
やはり私達は無力だ」
八左ヱ門「ううっ....後輩が頑張ってんのに」
雷蔵「ごめん」
もし、これで俺が鬼になるなら。人を襲う可能性がある。鬼は人の血肉を喰らう.....
あらかじめ自分の手足を斬っておけば....
グサァ!!
夜叉「えっと?何してんの?まあいいや、君は
なんだかバカだね」
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輝夜(プロフ) - さきさん» ありがとうございます!更新頑張りますね!! (2020年10月24日 17時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
さき - 100話おめでとうございます!!!これからも無理せずに更新してください。楽しみに待ってます (2020年10月23日 13時) (レス) id: 3eca238109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:輝夜 | 作成日時:2020年10月23日 1時