こんな鬼は嫌だ【鬼滅の刃】

5「料理」 ページ6

Aside




そう、この私鬼舞辻A、目覚めて数週間....外出も一切していないのである


自室に引きこもり暇な時間を潰していたのだ



猗窩座「A様は目覚めて今日で何日目なのですか？ずっと引きこもっていらっしゃるので｣



『うーん？何日目だろ....(敬語堅苦しいな』




私は首を傾げ自分が起きて生活して何日目か少し
考えた....




『猗窩座ァ....てかなんで私の部屋にいんのさ』



猗窩座「他の所にいると童磨がしつこいんですよ｣



『童磨かぁ〜でも今は夜だし、外にいると思うんだけどな.....』



猗窩座「そうでした｣




私は手を動かしながら、猗窩座の話しに耳を傾ける

そういえば、無惨から聞いたんだけど
童磨って万世極楽教のところの教祖って言ってた
ような

あんな何を考えてるかわからないやつに教祖って
務まるのか....


あっ


童磨みたいなやつほど、変に頭良かったりしてな




『ええ？話しはそれだけかよ....』



猗窩座「いえ、”たまたま”A様の部屋の前を通ったらいい匂いがしたので｣



『たまたま』を強調すんな




『ふーん(あれ？猗窩座って結構無口じゃないっけ？普通に喋るし)』




ちょっと不審な猗窩座を放置し、再び私は
手を動かした



さっきから私は何をやっているのかと？
それは....



猗窩座「A様は料理が得意なんですか？」



そう、見ての通り人間の女なら必ずしもやる
“料理”



『得意というより、なんとなくやってるだけだよ』



猗窩座「そうですか...でもなんで料理を｣



『普通にご飯が好きだからだよ？』



昔っから体が弱くて、たくさん食べられなかった
からね

お母様やお父様が美味しそうにご飯を食べる姿を
見ては私は羨ましく思ってた事があって


鬼になった今ではこうやってたくさん食べられることに幸せを感じる




猗窩座「人間は食べた事はないのですか？」ﾎﾞｿｯ



『え？はぁ？』



猗窩座「.....｣←困惑








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ありがとうございます



コメントもしてくれた人にも感謝ですっ！



ランキングも80位代になってて作者嬉しくて
泣きました！！



読んでくださっている読者さん、ありがとうございます！！

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