こんな鬼は嫌だ【鬼滅の刃】

20「まだまだ続く探索｣ ページ21

Aside



A「猗窩座〜黒さん」



童磨「A様〜そろそろ離してよ」


私は童磨の頭を脇に抱え、猗窩座と黒さんの
元へと急ぐ


童磨の体の方は元気みたいです



童磨「....痛い(泣)反省してますから、離して下さい
指の隙間から見えてたなんて....事故だって」



A「.....ﾁｯ」



童磨「お願い〜本当にもうしないから離して♡」



A「は？なぜ私がお前の言う通りにせねばならんのだ....言ってみろ童磨ァ」



童磨「....めっちゃ無惨様に似てる」



童磨にはそれなりの代償を受けてもらっている
切り離された体の方は私の後をつけてきている



A「猗窩座〜っ.....うまく隠れてるつもりだと
思うけど、全然隠れきれてないから」



猗窩座「....バレましたか」



A「箪笥の中とか普通すぎる｣
※箪笥＝タンス、物入れ


猗窩座は私に見つかった瞬間に....逃げようとしたが
私から逃げ切れるはずもなく秒で捕まる



かくれんぼじゃなくて、鬼ごっこなのを忘れてる
気がするんだよね



猗窩座「ところで....A様？そいつはなぜ頭が切り離されているんですか？」



A「....(ｷﾞﾛｯ」



童磨「本当に反省してますから(ｼｭﾝ)」



無言で童磨を睨む、脇に抱えている童磨の頭を
力強く握りしめる



猗窩座「童磨お前はA様の癪に障る事でもしたのか...愚か者め」



A「形はどうであれ、風呂場まで来られたから
それに....見られた////」


猗窩座「.....ｯ...最悪ですね」



猗窩座は童磨を見る目がめちゃくちゃ酷い
まるで、ろくでなしを見る目だ



童磨「猗窩座殿〜酷いじゃないか」



猗窩座「絶対にお前が悪い反省しろ」

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