27話 ページ27
オ「逃避行は楽しかったかな？」
う「はーい、大人しくお化け屋敷いこうねー」
観覧車から降りた途端ヤツらは来ていて、逃げださないようにマンちゃんにしっかりと右腕を掴まれた。
そして空いた左側にはシャオロンがついてくる。
シ「お化け屋敷、俺いっしょやから」
「そっか、よろしくね」
グ「シャオロン連れて行けば大丈夫だろ、不人気だし」
ト「お化けから不人気とか、ある意味最強やな」
ひ「俺は誰と入るの？」
う「よろしく、げどちゃん」
ひ「…怖くなったら殴るね」
う「そんなのアリなん？」
グ「大先生ならアリやろ。そやA、入る前に帽子没収な」
「なんで!?」
グ「シャオロンに引っ張ってもらって当のお前は帽子で視界隠したり、という可能性もあるからな」
シ「それはさすがにやらないよな？」
「…バレてしまっては仕方がない」
シ「え、やるつもりだったの？」
最後の頼みの綱も奪われた今、今回の保護者様・シャオロンについていく他ない。
う「なんで野郎同士でお化け屋敷なんか入らなアカンねん」
ひ「そう言うんだったらやめろよ」
そう言いながらお化け屋敷に入っていく２人を見送ってから、シャオロンと私も足を踏み入れる。
「なんで電気ついてないの」
「そりゃお化け屋敷やからな」
「っふわぁ!?」
明滅するライトに情けない声を上げる。
「ま、まだ、大丈夫やろ」
若干の声の震え。
「もしかして、シャオロンもあんま得意じゃない？」
「キライじゃないけどびっくりはするよ」
「…頼りない」
「置いてくぞ」
「ああ、ごめんなさい!!ついて行きますからシャオロン様!!」
「ウソウソ。ほら、さっさと行ってこよ」
シャオロンは右手を差し出す。
「この手は、とっていいのかね？」
「イヤやったらとらんでもいいけど」
「掴んだからには意地でも連れて帰ってね!!」
「わかった!!」
勇ましく２人は進むのだった。
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煌月(プロフ) - 綾鷹緑さん» ご指摘ありがとうございます。参考にさせていただきます。話している人の頭文字のひらがな、もしくはカタカナの記載を部分的にしているのですが、もっと広域的に必要、という解釈でよろしいでしょうか？ (2017年6月23日 21時) (
レス) id: d216df1310 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹緑 - すみません。ちょっと言いたいことがあるのですが、誰がどのセリフを言っているのかわかりません。なので、セリフの前に、鬱「」という風にしたらいいのではないでしょうか？上から目線すみません。 (2017年6月23日 21時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煌月 | 作成日時：2017年5月29日 15時
