３話 ページ3
「グルさん、なんで他にも人がいるって言ってくれなかったの？」
予定の時間をまわっても全員揃わず、とりあえず３人で飲み始めた。
「びっくりするかなぁ、思て」
「するわ!!したわ!!まずキャラに驚愕だよ!!」
「Aの周りにこんなんおらんの？ほら、バブル生き抜いてきた誑しなイケじじいとか」
「いません」
「ほら、僕って唯一無二だから」
「お前２人もいらんわ。というか１人もいらない」
「ひどい…。Aちゃん、この人ひどくない？」
「今のはグルさん言い過ぎかも」
「ほらー!!」
「A、鬱先生に味方するな」
「ごめーん!!遅れた!!」
両手を合わせ謝罪の姿勢でトンさん登場。
その後ろにはまた見慣れない男の人。
パーカー姿で少し鋭い視線を送ってくる。
トンさんは私の正面に座り、トンさんと鬱先生の間に初対面の人が座る。
「ゾムもいっしょだったのか」
「うん。トントンに拾ってもらった」
この人がゾムさんか！
「えと、そちらが？」
「俺らの友達で、今度のシナリオ書いてもらおうと思ってるA」
「はい!(ネット上での名前)名義でクトゥルフ系シナリオをいくつか書いてます。よろしくお願いします!」
「ゾムです。
シナリオ、いくつか目を通したことあります。あれ好きなんですよ、『終わらない歌』」
「よりによって私の処女作ですか…。ありがとうございます」
「あ、ゾム知ってたんや」
「クトゥルフのシナリオで(ネット上での名前)さんは結構有名やで。
俺GMやるからと思ってシナリオちょくちょく読んだけど、出来ることなら記憶消してやりたいくらい」
「なんとも恐れ多い言葉を」
Twitterとかでこういうありがたいお言葉はいただくことはあれど、実際言われるのは別の話だ。
耳が熱い。
「Aちゃん顔真っ赤ｗｗｗ」
「慣れてないもん褒められるの」
そんなに笑わなくたっていいじゃないトンさん!!
「Aちゃん、ウブなんだねー。見てるだけで癒されるー」
「やめてください、鬱先生」
「こんなんで癒されるとか趣味悪いなー」
「…こんなんとか言わないでよ、グルさん」
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煌月(プロフ) - 綾鷹緑さん» ご指摘ありがとうございます。参考にさせていただきます。話している人の頭文字のひらがな、もしくはカタカナの記載を部分的にしているのですが、もっと広域的に必要、という解釈でよろしいでしょうか？ (2017年6月23日 21時) (
レス) id: d216df1310 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹緑 - すみません。ちょっと言いたいことがあるのですが、誰がどのセリフを言っているのかわかりません。なので、セリフの前に、鬱「」という風にしたらいいのではないでしょうか？上から目線すみません。 (2017年6月23日 21時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煌月 | 作成日時：2017年5月29日 15時
