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「 え、A。正門先輩にご飯誘われたん 」


授業前、和也に昨夜のことを話した。



『 いや、お礼って言ってたし 』



「 告白するなら、その日がチャンスや!頑張り! 」



『 だから、気が早いって 』



「 何言うてんの、なんとも思ってない子と2人でご飯は行かないって 」



そうと思いたいけれど


『 先輩、優しいから 』



「 はぁー、もう焦れったい。付き合ったら報告してな!絶対やで!! 」








__________________________________________



Daigo said




「 はぁ!?勢いでご飯誘ったん!? 」


「 ちょっ…大吾。授業始まるんやから静かにして 」



親友のいきなりの爆弾発言に驚いた




「 えらい、積極的になったな 」



「 気づいたら、送ってもうて!俺やって断られると思ったんよ 」



「 いつ行くん? 」



「 土曜日 」


教授にバレんように小声で話し合った


「 どこ行くん? 」



「 まだ決めてへん 」



「 いつもの焼き鳥屋はダメやで、女の子と2人なんやから」



「 もうどこいったらいいか、わからへん 」


正門は、モテるくせに女心がわからんのは長年の謎や







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作者名:夢虹 | 作成日時:2020年5月19日 4時

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