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「 え、A。正門先輩にご飯誘われたん 」
授業前、和也に昨夜のことを話した。
『 いや、お礼って言ってたし 』
「 告白するなら、その日がチャンスや!頑張り! 」
『 だから、気が早いって 』
「 何言うてんの、なんとも思ってない子と2人でご飯は行かないって 」
そうと思いたいけれど
『 先輩、優しいから 』
「 はぁー、もう焦れったい。付き合ったら報告してな!絶対やで!! 」
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Daigo said
「 はぁ!?勢いでご飯誘ったん!? 」
「 ちょっ…大吾。授業始まるんやから静かにして 」
親友のいきなりの爆弾発言に驚いた
「 えらい、積極的になったな 」
「 気づいたら、送ってもうて!俺やって断られると思ったんよ 」
「 いつ行くん? 」
「 土曜日 」
教授にバレんように小声で話し合った
「 どこ行くん? 」
「 まだ決めてへん 」
「 いつもの焼き鳥屋はダメやで、女の子と2人なんやから」
「 もうどこいったらいいか、わからへん 」
正門は、モテるくせに女心がわからんのは長年の謎や
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作者名:夢虹 | 作成日時:2020年5月19日 4時