春紫苑 (ページ7)

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　Your side

　あれから、正門先輩からメールが来たり

　飲みの席で話しかけられたり

　着々と仲良くなっていった

　
　ある日のこと

　学食で和也と昼食をとっていた

　「 A、最近仲良くなれたんやろ」

『へ？』

｢とぼけても無駄やで、あ。噂をすれば

正門先輩！！ここ空いてますよ！！｣

『ちょっと和也、声大きい。迷惑だよ』

正門先輩は、お友達といるようだったし

周りの人達、こっちみてるし

｢はっすん！ありがとう。Aちゃん、隣いい？｣

『はい、どうぞ』

｢ほら、大吾もはっすんの隣座らせてもらい｣
　

｢正門先輩のお友達ですか？｣

｢そやねん。大吾、ちょっと人見知りやから仲良くしてやって｣

｢…ちょっと正門、子供やないんやからやめて。｣

｢人見知りなら、Aと一緒ですね！！あ、僕大橋和也です！みんなからははっすんって呼ばれてます。ほらAも｣

『福本Aです。2年です。』

｢ 3年の西畑大吾です。｣

｢なんや2人とも、よそよそしいな｣

なんて、正門先輩が笑う

そんな正門先輩を隣で眺めていたら

斜め前からすごい視線を感じた

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