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第四九四話 ページ9

ーーーー


ーー大門前



「本当に此処に残るのかい?」



















「ここにもいずれ 火がまわる
ーー旦那も逃げないと危ないぞ」



















A「心配して下さってありがとうございます
ーーですが まだ此奴に仲間が残っているので」



















「旦那さんーー」



















A「っふふ さあそろそろ行って下さい 私は兎も角
ーー皆さんが 怪我を負われては大変ですよ」



















「何を言ってんだい!」



















「それはあんたも同じだろ!」



















「そうよ! いくらすぐに怪我が治るから って
ーーあんな怪我して 痛くないはずがないんだから!」



















A「っふふ その事でしたら 私は大丈夫ですよ」




















「っ、旦那さんーー」



















ーーポンポン


「!」



















A「ーーまにあって 本当に良かったです」

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作者名:七海 | 作成日時:2024年2月11日 18時

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