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第三五六話 ページ20

ーーーーー


善逸side



「ん、んん?」



















「あ!」



















「良かったー」



















「大丈夫?善子ちゃん」



















善逸「お、俺 どうしたの?」



















「善子ちゃん 殴られて
ーー気絶しちゃったのよ」



















善子「! そうね あたし善子だったわ
ーー男に なった夢を見てたの」



















「善子ちゃん」



















「ご飯 持ってきてあるから食べてね」



















「頬っぺたこれで冷やして」



















善逸「っ、痛てて」



















「大丈夫?」



















善逸「うん 見かけほど酷くないよ」



















「善子ちゃん ありがとう」



















善逸「え?」



















「私を庇って こんなめに」



















善逸「男たるもの 乙女が泣いていれば
ーー助けるのは 当たり前だわ」

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作者名:七海 | 作成日時:2023年12月22日 19時

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