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story.2 ページ3

涼介side



コンコンッ



雄也「涼介様、おはようございます。体調はどうですか？」




涼介「雄也、おはよう。大丈夫だよ。」



こいつは執事の雄也。
身の回りの事はほとんど雄也がやってくれて
朝の検温や呼吸状態の確認とか そういうのも。

雄也でも対応しきれない発作が起きたら 専属の医師のいのちゃんこと伊野尾慧先生を呼ぶ。





雄也「熱も、なさそうですね。」





涼介「雄也、酸素とっていい？」



鼻の下に着いている酸素を送るチューブを指さすと

寝ている間はこれを付けて寝ることが俺の中では当たり前。



雄也「そうですね。今日は呼吸状態も安定していましたし いいですよ。」



涼介「やった。」



雄也「ただし はしゃぎ過ぎないように。今日は知念くんが来る日ですし。」



涼介「そっか！わかった。」




コンコンッ



光「涼介様、朝食の準備が出来ました。」




もう1人の執事の光が呼びに来た。
光は料理を担当してくれていて 俺の体調のことをよく考えてくれている。




涼介「わかった。雄也 行こう。」



雄也「はい。」




雄也が俺の歩くペースに合わせてくれて 3人が食堂に集まった。



そういえば 食堂まで歩いていく時に息が上がらないなんて こんな体調がいい日ひさしぶりだなぁ。

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