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Aside
クラスメイト1「A!りさ!また明日ね!」
りさ「ばいばーい!」
放課後、クラスメイトに手を振って 私たちが向かったのは3回の空き教室。
今日は委員会の日。
今までは3年生が仕切ってたけど 2年生にバトンタッチして3年生と入れ替わりで1年生が入る。そして 今日が初めての日。
委員長、優しい人だといいな。
りさと空き教室に入ると、
りさ「え…」
りさも一瞬で気づいたみたいで小さく声を漏らす。
ガヤガヤする教室内で一際目立つ存在。
永瀬先輩だ…。
同じ委員会だったんだ…。
緊張しながらも後ろの席について 始まるのを待つ。
始まる時間になって 委員長と副委員長らしき人が立ち上がった。
廉「委員長の永瀬廉です。3年生が抜けて 俺もまだ不安だけど 頑張るんで わかんないこととか特に1年生、どんどん聞いてな。」
紫耀「副委員長の平野紫耀でーす。え、何言えばいいの??とりあえず頑張ります。」
平野紫耀先輩。
永瀬先輩といつも一緒にいるこれまたイケメンさん。永瀬先輩と並ぶくらいサッカーが上手いらしい。ちょっと天然で可愛いところも人気の理由。
こんなイケメンさんばっかの委員会だなんて知らなかった…。すごい…。
廉「じゃあ 自己紹介と行きたいところだけれどその前に書記だけ決めさせて?だーれにしようかな笑」
廊下側にまとまって座る少し派手目な気の強そうな2年生の女子達。
見るからに永瀬先輩と平野先輩目当てで入ってきたんだなーてわかる。
その先輩達が私を指名して、と言わんばかりに先輩たちを見つめている。
まぁ、先輩も話しやすい2年生から選ぶんだろうな、と思って窓の外を見つめていると…。
廉「じゃあそこの窓側の一番後ろの1年!」
へ?私は驚いて自分のいる席を見直した。
私!?!?
驚いた顔をしてると…。
廉「今、自分関係ないと思って窓の外見てたやろ!そのバツや!笑」
永瀬先輩はいたずらっ子みたいに笑いながらそういった。
ちらりと2年生の女子を見てみると…
「私たちも外見ればよかったー!笑」と悔しそうにしていた。
廉「ほら!前来て?黒板に名前書いてや。」
私は黒板になるべく大きく鈴木Aと書く。
廉「というわけで 俺の独断で任命しました!笑
書記は1年の鈴木Aちゃんです!」
永瀬先輩が私の名前を紹介したことで気がついた。
永瀬先輩はわざと私を任命したんだ…。
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夜木(プロフ) - いえ、わざわざありがとうございますm(_ _)m面白いです! (2019年2月2日 20時) (レス) id: bbb2ad915a (このIDを非表示/違反報告)
ねむ(プロフ) - 夜木さん» 読んでいただきありがとうございます!了解です。ご指摘ありがとうございます! (2019年2月2日 18時) (レス) id: c666c18a40 (このIDを非表示/違反報告)
夜木(プロフ) - 楽しく読ませていただいています!私だけかもしれないですが、(友人)の変換が上手く機能していないです……お時間あれば確認していただけると嬉しいです。更新頑張ってください! (2019年2月2日 17時) (レス) id: bbb2ad915a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむ | 作成日時:2019年1月31日 18時