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廉side
近付けた時に奪おうとタイミングを見計らって 手を伸ばした時、俺はバランスを崩して ベッドから落ちてしまった。
男子「ふははははは！だっせー！！」
落ちた衝撃で息が苦しい。
反論しようにも俺の喉からはﾋｭｰﾋｭｰという息しか漏れない。
男子「おい、取り返さないのかよ？」
その時だった。我慢してた咳が止まらなくなった。
廉「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯﾋｭｰｹﾎｯｹﾞﾎｯﾋｭｰﾋｭｰｹﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」
病室の冷たい床に倒れているのだから 吸入器なんて取れない。ましてや そいつが取ってくれるわけもない。ナースコールもおせない。
俺、どうなるんやろ。
男子「おい、変な演技やめろよ。」
そいつもやっと事の重大さに気づいてみたいで 焦りだした。
男子「お、俺は知らないからな！お前が勝手に倒れたんだ！」
そんな意味のわからないことを吐いて病室からでようとする。
その時…ガラッとドアが開く音がした。
入ってきたのは…
紫耀「廉！？！？発作？大丈夫！？」
紫耀だった。病室から出ようとした男子になんて目もくれず俺の元へ駆け寄る。
廉「ｹﾎｯｹﾎｯ…ｹﾞﾎｯﾋｭｰﾋｭｰ…ﾊｧｯﾊｧｯﾋｭｰﾋｭｰｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」
まともに息なんて吸えてない俺を見て紫耀はナースコールを押し 俺の体を前のめりにして吸入させる。
それから1分後くらいに健人先生たちが入ってきた。
健人「廉ー？大丈夫か？苦しいな。
紫耀ありがとう。ちょっとかわって。」
健人先生は俺を抱き上げてベッドの上に乗せ 看護師さん達に的確に指示を出し始めた。
酸素マスクを付けられ 数分後に落ち着いた。
病室を見渡すが あの男子はもういなかった。
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夜木(プロフ) - いえ、わざわざありがとうございますm(_ _)m面白いです！ (2019年2月2日 20時) (
レス) id: bbb2ad915a (このIDを非表示/違反報告)
ねむ(プロフ) - 夜木さん» 読んでいただきありがとうございます！了解です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年2月2日 18時) (レス) id: c666c18a40 (このIDを非表示/違反報告)
夜木(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！私だけかもしれないですが、(友人)の変換が上手く機能していないです……お時間あれば確認していただけると嬉しいです。更新頑張ってください！ (2019年2月2日 17時) (レス) id: bbb2ad915a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ | 作成日時：2019年1月31日 18時
