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廉side
そいつの笑顔が一変して俺を憐れむような目で見てきた。
男子「お前さ、目障りなんだよね」
は？急にそんなことを言ってきた。
廉「え？」
男子「だから、目障りなの。急に転校してきて 僕は病気ですなんて言ってさ。
おかげでお人好しの紫耀はお前につきっきりだよ。
紫耀 クラスの人気者でみんなと平等に仲良かったのに今じゃ永瀬のことしか頭にねーじゃん。
お前がいなくなればさ 紫耀は元に戻るんだよ。」
人気者の紫耀を俺が奪った。
確かに紫耀は人気者や。。面白いしかっこいい。
廉「でも、紫耀は俺となかよくしててもみんなのこと嫌いになったわけではないやん。」
男子「うるせーな。口出しするなよ。
あ、なにこれ！」
もう何を言っても無駄。俺の言うことなんてそいつは聞いてくれへんかった。
その時 そいつがおもむろに手に取ったのは…
紫耀が友達の証だって言ってくれたおそろいのクマのぬいぐるみだった。
紫耀がわざわざ メッセージカードを持たせられるぬいぐるみを選んでくれて そこに紫耀からのメッセージが書いてある。
発作を起こして 不安になった時にそれを見ると紫耀がそばにおるみたいで 安心した。
そのぬいぐるみをそいつは…
男子「なんか書いてある！
『泣きたくなったら俺がそばにいてあげる。俺は廉が大好きだよ。ずっと友達だからね！紫耀。』」
廉「返してや！それは 大切なものやねん！」
奪おうにも 俺の体には管が繋がっているから 身動きが制限される。
そいつは俺のその姿を面白がってぬいぐるみを俺の前で近付けたり遠ざけたりして遊んでる。
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夜木(プロフ) - いえ、わざわざありがとうございますm(_ _)m面白いです！ (2019年2月2日 20時) (
レス) id: bbb2ad915a (このIDを非表示/違反報告)
ねむ(プロフ) - 夜木さん» 読んでいただきありがとうございます！了解です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年2月2日 18時) (レス) id: c666c18a40 (このIDを非表示/違反報告)
夜木(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！私だけかもしれないですが、(友人)の変換が上手く機能していないです……お時間あれば確認していただけると嬉しいです。更新頑張ってください！ (2019年2月2日 17時) (レス) id: bbb2ad915a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ | 作成日時：2019年1月31日 18時
