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廉side




目を開けると高校に入ってから何度もお世話になってる保健室の天井が見えた。




紫耀「あ、廉、おはよ。まだ苦しい?」



廉「…ちょっと。紫耀 あのさ、A、大丈夫やった?」




紫耀「Aちゃん?うん。でもすごい心配してたよ?一応教室に戻ってもらったけど。」




廉「そうなんや…。」









俺の病気は 難治性喘息。


まだガキやった頃に発症して 度々発作を起こせば意識を失い 病院に運ばれる。

今回はまだ軽いほうだったんやろな。




そんな病弱な俺をサポートし続けてくれてるのが
紫耀。



幼なじみで 俺の病気のことをよく理解してくれている。こんなこと言えへんけど ほんま感謝してるんよな。


俺が倒れる度にすぐ駆けつけて助けてくれて 目を覚ました時にはそばにいてくれている。







紫耀「Aちゃんに言ったら?病気のこと。」





廉「…。言いたくない。」



紫耀「Aちゃんは気づいてるよ?保健室出る前に 永瀬先輩がなんの病気かは知りませんが 私はちゃんと永瀬先輩と向き合いたいです、て言ってた。


Aちゃんは廉が思ってるほど弱い子じゃないよ。めちゃくちゃ強い。」




廉「そっか…。じゃあ俺もちゃんと向き合わなあかんな…。」





この時だったんやろな。

病気のことをAに打ち明けようと決心した時、

俺はAへの恋心も確信した。

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夜木(プロフ) - いえ、わざわざありがとうございますm(_ _)m面白いです! (2019年2月2日 20時) (レス) id: bbb2ad915a (このIDを非表示/違反報告)
ねむ(プロフ) - 夜木さん» 読んでいただきありがとうございます!了解です。ご指摘ありがとうございます! (2019年2月2日 18時) (レス) id: c666c18a40 (このIDを非表示/違反報告)
夜木(プロフ) - 楽しく読ませていただいています!私だけかもしれないですが、(友人)の変換が上手く機能していないです……お時間あれば確認していただけると嬉しいです。更新頑張ってください! (2019年2月2日 17時) (レス) id: bbb2ad915a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねむ | 作成日時:2019年1月31日 18時

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