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Ryosuke side
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涼介「はぁ…、」
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雄也「…37.8℃。お前平熱低いんだから 安静にしとけよ。万が一発作起きたら すぐ呼ぶこと！」
涼介「わかってる、」
せっかくのオフの日だって言うのに熱を出した俺。
昨日発作起こしたし 体も普通の人よりは弱いからなんとなく熱出すんじゃないかって予想はついていたけど…。
でも、そもそも発作が久しぶりだったから熱も久しぶりな訳で…。
涼介「…きっつ…、」
久しぶりの熱で体が参ってる。
こうやって 自分の病弱っぷりを肌で感じてると 思い出すのは いつもあの日のこと…、
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1年前 俺らはEmmaを結成した。
俺は昔から歌うことが好きで 裕翔は小さい頃からドラムをやっていたから いつか2人で音楽やりたいな、なんて話していた。
そんな時 慧と圭人に出会った。
2人は同じ中学の先輩と後輩で 幼なじみだった。
慧はキーボード、圭人はギターをやっていて 2人もいつかバンドをやることを夢見ていた。
そんな俺らだから すぐに意気投合してバンドを組むことになったんだ。
でも、俺はわかっていた。
バンドなんてやったら 病気が悪化してもおかしくないし 兄ちゃんに反対される。
両親は 無理をしないという約束でなら運動以外 俺のやりたいことはやらせてくれた。
親として、好きな事が何も出来ずにただ周りを羨む人生をおくらせたくない、らしい。
そんな両親だから 兄ちゃんは俺に過保護になったんだ。
だから 両親にはバンド活動を始めたことを伝えたけど 兄ちゃんには言わなかった。
兄ちゃんには 黙ってて欲しい、と頼んだ。
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永夢(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます！自分でも書いてて自信があるわけではないのでそう言っていただけて嬉しいです！！これからも楽しんでいただけると嬉しいです(^^) (2020年3月24日 21時) (
レス) id: c666c18a40 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - すごいストーリーが好みで、本当に読んでいて楽しいです！！応援してますので、更新頑張ってください！！ (2020年3月24日 21時) (レス) id: e3c5443f13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永夢 | 作成日時：2020年3月4日 18時
