21 ページ22
.
Daiki side
薬を無事飲めて まだ苦しそうだけど 少しずつ呼吸が安定してきた。
それにしても なんで急に発作が…。
そんなことより 涼介を保健室に連れていこう。
大貴「涼介 乗って？保健室まで運ぶから。」
涼介「…ん。あり、がと…ｹﾎｯｹﾎｯ…はぁっ…はぁ…」
まだ少しの会話でも息が上がってしまう涼介を背負い俺は保健室へ向かった。
.
.
大貴「先生〜」
保健室の扉を開けると 案の定 保健室の先生 知念侑李先生がいた。
侑李「あれ、大ちゃん。…あ、涼介？」
状況をすぐに察してくれた 知念先生はすぐにベッド 案内してくれた。
侑李「そっか、今日は裕翔がいないんだったね。
発作は何分くらい前？」
俺は発作が起きた時のことを細かく先生に伝えた。
侑李「じゃあ、走ったりしたわけじゃないんだ。
…なんで発作起きたんだろ。」
涼介「…多分、ね…、さっき、…」
まだ起きていたらしい涼介が苦しそうだけど 話し始めた。
侑李「涼介 まだ無理しないで。ゆっくりでいいよ。」
涼介「…うん」
涼介いわく さっき 男子生徒とぶつかった時に男子生徒の教科書の角が心臓辺りに当たったらしい。
知念先生は優しく 「そっか、」と受けいれ 涼介に眠るよう言っていた。
でも、俺は 驚きを隠せなかった。
そんな些細なことで 発作は起きてしまうんだ、という驚きが。
涼介の病気のことをわかったつもりではいたけど まだまだ甘かった。
涼介は 本当に爆弾を抱えて生きているんだ…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
永夢(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます！自分でも書いてて自信があるわけではないのでそう言っていただけて嬉しいです！！これからも楽しんでいただけると嬉しいです(^^) (2020年3月24日 21時) (
レス) id: c666c18a40 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - すごいストーリーが好みで、本当に読んでいて楽しいです！！応援してますので、更新頑張ってください！！ (2020年3月24日 21時) (レス) id: e3c5443f13 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：永夢 | 作成日時：2020年3月4日 18時
