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Daiki side
2人並んで 話しながら 廊下を歩いてると 前から数人の 男子たちが走ってきた。
「やっべー！授業遅れる！急げ急げ！！」
「次○○先生だろ！？俺課題やってねえ！」
…はぁ、1人ならまだしも 数人で廊下を走るなんて 危ないってわかんないの？
そう思ってると ドンッと音がして 続いてバサバサっと何かが落ちる音がした。
「あ、悪い！」
涼介「大丈夫。俺もごめん。」
どうやら 走ってきた男子生徒と涼介がぶつかって 涼介の教科書が落ちたらしい。
大貴「涼介 大丈夫？」
涼介「うん。…ごめんごめん。俺らも遅れちゃうし 行こっか。」
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その後 予鈴の数分前に教室につき 授業には間に合った。
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授業が始まって数十分後…
涼介「…大ちゃん、…くっ、」
小さい声で涼介が俺を呼んだ。
大貴「…ん？」
隣の涼介の方を向くと 涼介の顔は青白くなっていた。
顔は青白いのに 額には汗が滲んでいる。
大貴「大丈夫 1回外出ような。」
俺はなるべく焦らず 涼介を安心させるよう 優しい口調で言った。
涼介は小さく頷いた。
大貴「先生ー！…山田 体調悪いらしいから保健室つれてっていいですかー？」
「おう。…有岡だけで大丈夫か？」
大貴「大丈夫！」
涼介は教室を出た瞬間 ふらっと体の力が抜けたように 倒れかけた。
大貴「…っ危ない。涼介 ごめんね。あと少し…。」
教室から離れ 人目につかない 階段の踊り場まで涼介を連れていき 階段に座らせた。
大貴「涼介 薬、飲めるか？」
涼介「…んっ、…はぁっはぁ、…ｹﾎｯ…くっ、…」
小さく頷き 涼介のポケットから発作止めの錠剤を出して 飲ませる。
水がなかったけど なんとか飲み込んでくれた。
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永夢(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます！自分でも書いてて自信があるわけではないのでそう言っていただけて嬉しいです！！これからも楽しんでいただけると嬉しいです(^^) (2020年3月24日 21時) (
レス) id: c666c18a40 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - すごいストーリーが好みで、本当に読んでいて楽しいです！！応援してますので、更新頑張ってください！！ (2020年3月24日 21時) (レス) id: e3c5443f13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永夢 | 作成日時：2020年3月4日 18時
